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Nvidia CEOのファン氏、「オムニバース」を「メタバース」に例える

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前段:
 翻訳めんどくさいとを感じていたら、会社の同僚が翻訳を手伝ってくれたので、非常にたすかっています。あと、表現がふわっとしていますが、許してください…

 本日の話は、Nvdiaの話。この辺りで一回取り上げる勉強する必要があるなと思っていたので取り上げました。
 ゲームと映像は非常に密接な関係にある&映像の技術の進歩=より細かく描写をすることができる⇒映像を処理するCPUであるGPUが大事⇒GPUの最大手こそがNvdia。なので、Nvdiaの動向は大事という話です。
 既に、Nvdiaの協力なしにAdobe、オートデスク、Mayaといったソフトは最適化できず、また、3Dモデルの大量生産は現代において非常に大事ですが、その時に大事になるのがプロシージャ―技術や仮想空間でのテストであり、つまりはAIです。
 Nvdiaは、大きく分けて、データセンタ用、ゲーミング用、プロクリエイター用、自動車用の4つの半導体部門がありますが、そのうち、データセンターと自動車部門はGPUがAIの開発に適しているから伸びてきた部門です。つまり、NvdiaはAIでも強い会社です。こんな感じで、Nvdiaは現代の技術の本命を走っている会社であり、非常に大事で、これを踏まえた上で以下の記事です。
 

本文:
 Nvidiaは昨日、同社がエンジニアの「メタバース」であると表現する仮想環境「オムニバース」のオープンベータを開始すると発表した。
同社CEOのジェン・スン・ファンは、今週Nvidiaがオンラインで開催するバーチャルイベント、GPUテクノロジーカンファレンス(GTC)の基調講演の中で、エンジニアが仮想環境でデザインに取り組むことができる新商品「オムニバース」のデモを披露した。イベントには世界中から3万人以上が参加登録している。
 「オムニバース」はエンジニアが共同作業できるバーチャルツール。これは、『スノウ・クラッシュ』や『レディ・プレイヤー1』の小説のように、すべてが相互接続された仮想世界の宇宙「メタバース」のSF概念から着想を得ている。同社が消費者版「メタバース」の作成に興味があるか、そしてそれを作成するためにどのようなテクノロジーが必要かをファン氏に尋ねた。
ファン氏は、Nvidiaには「メタバース」に対し3つの見方があると話す。彼は「オムニバース」を利用し、さまざまな企業がその企業にとっての「メタバース」となる仮想世界を作成すると話す。
 「アドビは一つの世界です。オートデスクも一つの世界です。誰かが自分のコンテンツに取り組んでいるとき、彼らは自分たちの世界にいます」とファン氏は話す。「Maya(3Dアニメーションソフトフェア)で作成しているこれらの世界で、あなたが仮想現実の中にいるように感じ始めているように、これらの世界はますます豊かになります。そのように、ワークグループは一つの世界にいるように感じるでしょう。私たちがやりたいのは、さまざまなワークグループやスタジオのために、これらすべての世界を繋げることです。そうすることで、彼らは1つの巨大な世界、1つの巨大なコンテンツで作業できます。…アプリケーションと一つの世界と言われるこの概念の境目は、ますますぼやけていくでしょう」
 Nvidiaはこれまでもしばらくこの技術に取り組んでおり、早期アクセスは18か月続いている。以前は早期アクセスモードでのみ利用可能だった「オムニバース」は、写真のようにリアルな3Dシミュレーションとのコラボレーションが可能になる。これは数千万人のデザイナー、エンジニア、建築家、その他のクリエイターをターゲットとしており、今秋にダウンロードできるようになる。
 「工場は他の工場や接続されたトラックに接続できます。そして認知することなく、会社の設計図がシミュレートされ、その製造の設計図、そのサプライチェーン会社は一つの世界に存在することになります」とファン氏は述べる。「いつの日か、それはこの現実世界になるでしょう。私たちはあるサプライチェーン会社と別のサプライチェーン会社をあなたのサプライチェーンにつなげます。そうすることで、彼らの世界とあなたの世界はつながります。それにはたくさんのロボットが必要で、私たちはそれに取り組むつもりです。私たちにはそれができるかもしれません」
 ファン氏は、Nvidiaを誰とも競争しない一種の中立的な存在として想定しており、それによりNvidiaに関係するすべてのパートナーがこの世界に入ることになる。「このテクノロジーは複数の消費者の世界をつなぐために利用できる可能性があります」とファン氏は述べる。「だから私たちは貢献できるかもしれません。現実世界のさまざまなエンジンから構築されたモデルを接続できるように支援できると思います」
 ファン氏は「オムニバース」が使用する計算能力の量を尋ねられ、これはクラウドネイティブで、いつでも必要なだけ計算できると述べた。大理石の画像などの技術デモは、これまでNvidiaのDGXコンピューティングプラットフォームで行われてきた。
 「それで必要なものが大体わかります」と彼は話す。「しかし、ユーザーの大多数はクラウドネイティブコンピューティングを使用するでしょう。したがって『オムニバース』は、Nvidia GPUを備えたどのクラウドでも使えます。また、これははじめから分散型マルチGPU環境向けに構築されています」

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