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LOLグリモワール 2章2項 所感

今回の記事は以下のものを参考としています。内容は序盤のアイテムビルドの話でした。

今回はレーン戦のビルド構築の基本となる「レーンマネジメント」についてお話します。「manage」は管理するや経営すると訳されることが多いですが、コアなイメージは「今あるもの使って、できる限り何とかする」です。

先出しで不利なレーンをしなくてはいけないときや、序盤につらいチャンピオンを使っているときは、どうにかしてレーン戦をこなさなくてはなりません。その際に重要となるのが序盤のビルドです。

OPGGやそれ以外の統計サイトを使ったり、おすすめに出てきたアイテムを順番に買っているだけではレーンマネジメントはできません。

1.レーン戦を想像する

相手のチャンピオンのスキルと自分のチャンピオンのスキルを覚えていれば、レーン戦の展開は想像できます。ジャングル等の介入はありますが、ソロキューにおいては、ジャングルが助けてくれなくてもどうにかする必要があります。試合が始まる前からレーン戦がどうなるかを考えておくべきでしょう。また、レーン戦だけでなく、その後の展開においても相手にずっと勝てないようなチャンピオンを先出しすることはやめましょう。

2.ファーストアイテム

最初にレーンにもっていくアイテムの理想は、最初に作るアイテムの素材です。しかしながら、それを持ってレーンに行きレーン戦に負けてしまっては意味がありません。レーン戦をどうにかできるギリギリのアイテムを持っていくといいでしょう。

〇レーン戦で有利な相手 素材アイテム

〇レーン戦で対等な相手 ドランシリーズ コラプトポーション

〇レーン戦で不利な相手 ドランシールド

また、自分や相手のサモスペやルーンによっても異なります。
例えば自分がレーン戦が弱いナサスのようなキャラを使っているときに、相手がイグナイトを持ってきていない場合、レーンはマネジメントしやすくなります。

3.その後のアイテム

ファーストリコール後のアイテム選択を失敗すると、その後のレーン戦で負けます。例えばナサスvsマルファイトはナサスが非常に有利なマッチアップですが、有利だからと言ってロングソードなどのオフェンシブなアイテムを買ってくると、その後マルファイトのQを食らい続けて負けます。しっかりマルファイトのQに耐えるために、スペクターカウルなどのレーンに長く立てるサステインが強いアイテムを購入することをおすすめします。

4.コアアイテム

こちらも考え方はファーストアイテムと同じです。レーンで有利な相手には最速でミシックアイテムなどの強力なアイテムを購入し、レーンが不利な相手には、相手に対応したアイテムを挟む必要があります。
余程ファームできて、コアアイテムがそのまま買えてしまえるようなときは、コアアイテムを買ってしまいましょう。

5.ルーン

レーンマネジメントを行う上でルーンはかなり重要です。ルーンはアイテムを購入していないレーン戦において、ビルドの変化をつけられる数少ない要因のひとつだからです。ルーン選びで必要なのは、①レーン戦で使えないものは選ばないこと②レーン戦で勝てるギリギリでスケーリングするものを選ぶことです。

①レーン戦で使えないものを選ばないこと
いくらそのチャンピオンと相性が良くても、相手に全く効果がでないルーンはあります。例えばナサスの不死者の握撃はQとの相性が抜群ですが、レンジ相手にはほとんど発動する機会はないでしょう。そのときは魔導書やフリートフットワークなどを選ばなければなりません。

②レーン戦で勝てるギリギリでスケーリングするもの
こちらはレーン戦で有利な立場のときの考え方です。ルーンは最初が強く後半弱いものやその逆のものがあります。後半強くなるルーン(強まる嵐等)のことをスケーリングルーンと言い。それを入れることで後半相手が逆転しづらくします。

6.サモスペ

サモスペもまたアイテムの影響が少ないレーン戦において、非常に強い影響力を持ちます。こちらも相手によって変えるようにしましょう。最も理想的なのはテレポートです。相手を圧倒しレーンをプッシュした後に、他のレーンへ助けに行けることができます。しかしながら、レーン戦においてそれほど余裕はありません。対等であるならば、イグナイトを持っていくべきです。また、キャッチさえすれば勝てるような相手のときには、ゴーストを持って行ったり、相手のオールインのダメージを減らしたいときはイグゾーストやバリアーを持っていきます。そして、こちらが不利なレーン戦をしなくてはいけないときは、テレポートを持っていきます。こちらはレーンに帰ってくるために使います。一般的にテレポートを持つ場合はこちらの用法です。

7.まとめ

OPGGなどの統計サイトで皆に使われているビルドは、状況によっては正解にも不正解にもなります。初心者のうちは想像したようにレーン戦が進まないことはありますが、チャンピオンを理解したり、マップ管理の方法を覚えたりすることでレーン戦が想像通りに進むようになります。
レーン戦が想像できるようになれば、自分のチャンピオンがすべきビルドが見えてきて、ファーストアイテム・ルーン・サモスペを効果的に選択し、レーンマネジメントができるようになります。
特にソロキューにおいては、自分がキャリーするような後半に強いチャンピオン(ナサス、カサディン、マスタイー、ケイン、ケイル等)が勝ちやすいので、自分が弱い立場でのレーンマネジメントができるようになれば、レートはすぐに上がるでしょう。

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