LOLグリモワール 1章2項 所感
今回の記事はこちらを参考にしています。内容はレーン戦におけるOPGG統計からみた有利不利についてです。
今回も内容は用語の説明であったり、表の見方であったりといったあまり難しい話ではないので、内容についてはあまり感想はありません。
今回私が読んでいて感じたことは、このページを見た読者の到達すべき姿が明確になっていないなということです。
1.めあて
LOLグリモワールをLOLについてを教育する学校とするのであれば、1項1項は1時間の授業と言っても良いでしょう。その1時間の中で何ができるようになるのかを決めておくことで、次の段階へ進む指標となるでしょう。例えば今回の記事であるならば、「OPGGを見て、後出しで相手のチャンピオンに合わせたピックすることができる。」のような「〇〇できる。」といったかたちの”めあて”を設定しておくと良いでしょう。
2.完全習得学習
統合的な能力が求められるLOLですが、人によってそれぞれ得意不得意なことがあり、習得までのスピードもバラバラです。しかしながら苦手なことを苦手なままにしておいては、一つのミスが大きく影響しシーソーが傾いてしまうゲームであるLOLは上達しづらいです。統合的に学習するときは完全習得学習が効果的と言われています。
完全習得学習とは
①全体における目標を明確にすること
②最低到達目標を設定すること
③到達度の確認をすること
④個別的な支援をすること
以上の4つを使って学習することです。
①と②は記事を作成する際にできます。③、④についてはWEBサイトでは難しいので、コメント欄やコーチングなどを活用しましょう。教科書として活用するのであれば、①と②を達成できれば良いでしょう。
3.論理的な目標設定
めあてや目標を設定する際には論理的である必要があります。論理的とは要素を網羅しつつ序列をつけて考えることです。これだけではよくわからないので、以下のサイトで論理的思考について知ると良いでしょう。
「サモリフ」を上位に置くならば、それを構成する要素を下位に設定します。例えば「チャンピオン」「アイテム」「マップ知識」「戦闘」などで分け、抜けがないようにします。「チャンピオン」の下に「マッチアップ」「パワースパイク」などの項目が設置されます。下位の項目ほど深い内容となるので、前提知識や操作慣れといったレディネスが必要となります。
4.まとめ
LOLグリモワール1章2項でも述べられている通り、サモリフはシーソーゲームみたいに揺れています。一つのミスが命取りとなるため、苦手なことが多いとそれだけで負けやすくなります。よく言われる「バスを揺らす」行為が多いだけで負けやすいです。そのため統合的な能力が大切であり、そのためには完全習得学習が効果的である。完全習得学習を行う際には、論理的で網羅性が高い教材が必要となります。
論理的に項を組み立てた上で、毎ページにおける目標やめあてを設定すると、ページを読んだ人は理解しやすいでしょう。
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