見出し画像

農家さんが仕事を誇りに持ち、消費者が農業をより身近に感じる世界を創る(6期生:村井さん)

mocteco6期生、村井さんに現在の取り組みや、moctecoでの取り組みをお伺いしました!


①村井さんが、今取り組んでいることを教えてください

 現在は、事業として農家さん・酪農家さん向けのトータルソリューションサービスを行っております。
事業といたしましては3つあり、1つ目は農産物加工品販売です。農家さんの作った農産物加工品の販売代理をしており、法人向けのBtoBやECサイトでのBtoCでの販売を行っております。現在では1年間で約4000本を国内外問わず販売しております。2つ目はECサイト等の運用代行になります。自社ECになかなか販売面のリソースが割けない農家さんへECサイトの制作から運用までをワンストップサービスとして提供させていただいております。また、ご要望があれば多方面から人員をアサインさせていただきトータルサポートをさせていただいております。3つ目は酪農家さん向けの経費削減支援になります。こちらは商社と連携し酪農業において必須の鉱塩をパキスタンから輸入して販売をしております。こちらの鉱塩はヒマラヤの天然岩塩で値段が格安な他、溶けにくいなど様々な利点があるためありがたいことに道内約30件の酪農家さんとご契約させていただいております。
また、現在は学生団体の活動も同時並行で行っており、学生の何かをやってみたい!を応援し、人生を変えるきっかけづくりを出来るプラットフォームを創っております。

村井さんが代表務めるCHANBLUE

②moctecoに取り組む前はどんな学生生活を過ごしていましたか?

大学生活では研究と部活の毎日でした。部活動では弘前大学時代東北大会優勝と全国ベスト8を目指して頑張っていました。しかしながら東北は優勝できたものの全国ベスト8の夢は叶えられずとても苦しかった半面、死ぬ気で努力した結果かなわなかったことに対して清々しい気持ちでした。
研究ではニンニク等を実験しており、光のスペクトルの変化によって植物の生育に差があるかを研究しております。

③mocteco期間中に取り組みたい内容を教えて下さい

 農家さん向けの右腕人材マッチングサービスの実現可能性について知りたいなと考えています。現在、農家さんは人手不足がかなり深刻でその中でも経営人材の不足が顕著となっています。一方で早くから経営人材の獲得に成功した農家さんは経営の安定化や売上の向上につながっております。私は離農する農家さんを少しでもなくすため、子どもが農業を継ぎたいといってもらえる、そんな世界を創りたいと思っております。そのために今回のmocteco期間では実現可能性やビジネスモデルへの落とし込みまで出来るように頑張りたいと思っております。

④どんな成果や学びを期待していますか?

 moctecoでは本当に今回のビジネスが、農家さんのためになっているのかもう一度考えたいと考えています。ただ単純に人が一人入るだけで変わる問題なのか?もっと奥底にはどんなニーズがあるのだろうか?などイシューを考える期間にしたいと思っております。それによって、本質的な農家さんの課題解決になるような仕組みづくりをしていきたいなと考えております。

⑤これから取り組みたいことは何ですか?

取り組みたいことは2つあります。1つ目はヒアリング調査です。実際に農家さんが本当に必要なイシューを探ることによって本質的な課題解決へ少しでも近づきたいと考えています。もう一つは農業界以外でDX化や先進的に変わっている昔ながらの産業の調査です。一体、何をどのようにして変革をもたらしたのかコアな部分は何があったのか、他業界から学ぶことで新たな視点を注入したいと考えています。

⑥最後にメッセージをお願いします!

 ここまで見ていただいて本当にありがとうございます。北海道に来て以来、約1年半ですが本当に皆様に支えられているなと日々痛感しております。私の人生のVisionは関わる全ての人を笑顔にする事です。その実現へ向けて毎日誠心誠意事業を行ってまいります。mocteco期間では考えをより深めるとともに自分自身がどういった価値を提供できるのか熟考し、活動していきたいと考えています。よろしくお願いいたします!

プロフィール
氏名:村井誠剛
生年月日:1999年7月25日
大学学部:北海道大学農学院修士2年
自己紹介:
岐阜県出身でお米農家を営む祖父の元で育ちました。高校卒業後は青森県の弘前大学へ進学。卒業後に北海道大学農学院に進学し現在はニンニクの研究をしております。また、柔道を2歳からやっており、現在まで22年間やっております。現在は実業団に所属をしており現役選手として活動しております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?