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OpenAI関連・医療への活用

 正直興味は無かったのだが…。
一般的な検索への活用よりも情報の下調べとしては中々に有用そうである。

 自動運転技術が一般道よりも高速道路や専用道路に適する様に、雑多な情報が入り混じる検索よりも理路整然と定型化された専門知識・情報の大まかな選別・要約・引用にこそ力を発揮しそうである(所謂アシスタント、或いはコンシェルジュとしての活用)。検索とも併せられれば尚良いが、手間・暇・費用を削減出来るだけでも利用価値は充分に高い。詰まるところ検索とは違った形での効率化を実現出来る。

 既にある論文の引用関係に基づいたマッピング・システムや重要度と簡易な要約を併せた検索等、組み合わせて精度を高められるサービスは多々あり、今後は各々の分野やその中での需要者のニーズに向けて最適化する方法も模索・洗練されていく事だろう(現在の受動的・断続的な情報の選別提供から、より需要者とその関心のある分野に向けた学習による能動的な、或いは時に対話とも表される様な双方向の情報提供へ)。一方その過程でサービスによる情報収集も同時に進んでゆく。

 願わくは医療分野にも早々にこのAIの恩恵が及ばんことを…。現状でこそ未熟ではあるが、将来的には意欲的な専門職や専門情報提供サービスとその利用者の大きな助けと成ってくれる事だろう(勿論既存の検索エンジンが抱える問題も同様に抱え込む事にはなるだろうし、事実その兆候は既に見られているが…)。専門家は本来重要な実証・検証・考察に、より重きを置いて活動を行う事が出来る様になるだろう。



 …問題と言えば、記事下段に表示されるお勧め記事が、「興味が無い」や「報告する」までしても再表示される問題はいつ解決出来るのだろう?
 何か順番だけ入れ替えて結局表示されている様なのだが、noteでは技術的に解決の難しい問題なのだろうか(入れ替わる辺り問題の存在だけは一応認識していそうなおざなりな雰囲気が、余計に今後の対応への不安を掻き立てるのだが…)。


 追記:将棋界の現状を見るに、AIの普及は専門領域でも相応に影響を与える事になると思われる。DXの普及と併せてより個別・専門的に、企業でのAI活用からより小規模な組織や個人に対してもその恩恵が行き渡る様になるだろう。


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