マガジンのカバー画像

アトピー性皮膚炎とは

20
アトピー性皮膚炎の根本原因、発生機序、治療法、医療制度上の問題に対する自身の理解です
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

アトピー周辺知識20: アトピー性皮膚炎の発生機序

・アトピー性皮膚炎の発生機序とその後の症状の推移 ①抗菌薬の不適正使用による腸内細菌叢…

Mocoskii
1年前
11

続・アトピー対策備忘録17: 体質改善15 アトピー治療の全体像

 アトピー性皮膚炎の症状がかなり落ち着いて来たので、一旦また治療の流れを纏めてみたい。 …

Mocoskii
1年前
7

アトピー周辺知識28: ナイアシン・ホルモン異常(暫定版)

アトピー性皮膚炎患者におけるナイアシン摂取の重要性 何故肌の症状のみならず痒みまでもが軽…

Mocoskii
5か月前
2

続・アトピー対策備忘録11: 体質改善9 サプリメント摂取、褥瘡治療との共通点

 アトピー性皮膚炎治療の為の各栄養サプリをその効能と共に再び簡易に纏める。 ①亜鉛:あら…

Mocoskii
1年前
6

アトピー周辺知識30: 寄生虫・イベルメクチン

・マイクロバイオームにおける寄生虫  人体のマイクロバイオームと言うと主に腸内細菌叢と表…

Mocoskii
3日前
1

アトピー周辺知識29: 塩化マグネシウム・アレルギー性疾患

 最近まで入浴剤としてはエプソムソルト(硫酸マグネシウム)を利用していたのだが、アトピー…

Mocoskii
3か月前
5

続・アトピー対策備忘録20: 体質改善18 外用剤・はと麦エキス(暫定)

実のところ自分は今まで保湿剤(外用剤)を余り重視して来なかった 保湿自体が乾燥による皮膚症状に対処出来ても炎症や湿疹に対して余り効果が無かった上、場合によっては痒みや浮腫みを誘発するなど逆効果にもなったためである ただ軽度の湿疹や炎症・痒みに対してまで弱いステロイドのみで対処し続けるのは対処療法を漫然と続けるプロアクティブ療法と大差無いため望ましくなく、代替となる軟膏や外用剤を探す必要があった 候補となる有効成分としては、コロイダルオートミール、カレンデュラオイル、ヒノキ

アトピー周辺知識27: 栄養療法・アミノ酸

 前回の記事にてアレルギー性疾患でのアミノ酸摂取の重要性に触れた。そもそもアトピー患者は…

Mocoskii
5か月前
2

続・アトピー対策備忘録19: 体質改善17 ヒスタミン・ナイアシン

 最近冬からの乾燥による肌荒れや炎症の蓄積からか肌の状態が悪く、痒みも酷い状況が続いてい…

Mocoskii
5か月前
3

アトピー周辺知識22: 腸管カンジダ菌症、 ファスティング・糖質制限

・アトピー性皮膚炎と腸管カンジダ菌症   アトピー性皮膚炎は事の発端が抗菌薬不適正使用…

Mocoskii
1年前
3

アトピー周辺知識15: 抗生物質への早期暴露とアトピー性皮膚炎リスクとの関連性(ス…

 スウェーデンはイギリスや日本と並びアトピー患者の多い国だと言える(一方で単純に先進国に…

Mocoskii
1年前
6

アトピー周辺知識26: ATP・カルニチン

 昨今とても冷え、また皮膚症状もやや悪化気味であるため、その原因を探りつつ解決策を模索し…

Mocoskii
7か月前
2

続・アトピー対策備忘録18: 体質改善16 ミトコンドリア・抗酸化物質

 最近また新たにサプリメントとしてαリポ酸とグルタチオンを飲み始めたが大変良く効いている…

Mocoskii
1年前
9

アトピー周辺知識13: ヒートショックプロテイン

 酵素と共に昨今話題になっているものとしてサウナがある。そしてサウナによる効果としては血流促進による疲労回復・安眠・老廃物の排出・交代浴による自律神経の調整・HSP(ヒートショックプロテイン)の生成が挙げられる。また免疫力の向上や肌の保護・修復も期待出来る。  疲労回復や安眠等の効果は分かり易いものだが、後に挙げたHSP(ヒートショックプロテイン)とはなんだろうか。 ・HSP(ヒートショックプロテイン)とは HSP(ヒートショックプロテイン=熱ショックタンパク質、以下HS