いじめられている

【番外編3】誰も悪者にしない〜不登校経験を伝える時に決めた事〜

私が「不登校の子を持つ親経験者」として
経験を伝えようと思った時に
自分に課したルールがあります


それは
「誰も悪者にしない」

私も人間ですから
長い不登校生活にいろんな怒りや不満
娘をいじめた親子への怒りや恨みももちろんありました
学校へ行けなくなった娘と私の思いや立場を理解してもらえない事
とても悔しい思いもしてきました


しかし、私が自分の苦しかった経験を
わざわざ思い出して伝えるのは

今悩むお母さんの笑顔に繋がり
その先にいる子ども達を笑顔にし
子ども達が自分を大丈夫だと思い
笑顔で大人になれる道に繋がるため


その為には「誰も悪者にしない」事が重要
いじめた相手、学校、世の中、教育システム
何かを悪者にしたからといって
目の前の子どもは救われない
前に進めない

進めないどころか
いつまでも
誰かや世の中への不満の中に居続ける事を選択させてしまう
そう判断しました


もちろん社会の課題として検討し続ける事は大切
ただそれは私の役割ではない

*必要とされれば意見は伝えます
*感じている課題も所管するところには伝えます
お声掛けください^^


私の経験上
誰かや何か世の中のせいにしていても
子どもの状況は
何も変わらないのです
変わらないどころか
逆にマイナスになる

そして現場で頑張っている
支援者や先生たちを潰してしまうから
*学校で辛い事もありましたが、沢山の先生たちの支えもありました。そんな人たちの頑張りを一括りで責めてしまわないように意識しています


怒り・不満を感じるのは大切です
ただその感情に囚われ続けると
やはりそこにしか居続けられないのです


子どもの将来の為には
悔しさを振り切って前に進まなきゃいけない


だから私は
不登校生活のなかで感じた
「誰かや何かを悪くいう」
「誰かや何かを悪者にする」
という表現はしないようにしています


伝えたい3つのこと


①1人じゃない・1人で抱えない・あなたはダメなんかじゃないと伝える事

私も同じように悩んだ事
自分を責め続けた事
子どもを責めた事
私にも観たくない弱さや嫌な部分があるということを伝え
あなた1人じゃない、大丈夫
というメッセージを伝え続ける事


②私や娘と同じような苦労や苦しい時期を出来るだけ短くしてあげる事

私が6年間という月日の中で培った
学んだ事
得た事
うまくいかなかった事
捉え方や考え方
をシェアし
皆さんの苦痛や苦しい期間を短くする


③不登校経験があっても大丈夫という安心と希望を持ってもらう

不登校だった娘はちゃんと生きている事
仕事をし
自立し
いろんな人たちと交流して
笑顔で過ごしている事
その姿を感じてもらい
「不登校」という事自体が人生を左右するのではなく
その時期に否定されない事が大切と伝える

*私は不登校自体が問題ではなく、不登校になると世の中の常識で自己肯定感を潰される事が問題だと思っています


そんな想いを持ちつつ経験をシェアしています
少しでも不登校で悩むお母さんと子ども達の安心と支えと希望に繋がれるよう

数年後、「今笑顔で過ごしていますよ」とお子さんやお母さんからメッセージが届くと嬉しいなと思いつつ・・(^ ^)


次回は
「お母さんも好きな事をしたらいいと言われても何をしていいかわからない」について書く予定です


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