趣味を広げてくれるフェイスブック
私には主にカラダを動かすことを中心に好きなことがある。2年前に泳ぎ始めたのがきっかけで、だんだんと自分が好きなことは何なのか、発見していっている最中だ。
今思いつく好きなことを挙げてみる。
マウンテンバイク、水泳、ジョギング、ヨガ、ハイキング、キャンプ。ぱっと思いつくのはこんなところだ。
フェイスブックが熱い!
この数か月で発見したんだけど、趣味の活動をするのにフェイスブックがとんでもなく役に立つということだ。どんな趣味であろうとも、フェイスブックで検索すると、地元で活動する様々なグループが見つかることがわかった。例えば、ハイキングのグループ、マウンテンバイクのグループ、ロードバイクのグループといったように、さまざまな趣味の活動をするグループが見つかる。
一般的には、グループの規約(誹謗中傷しないなどのマナー的なもの)に同意して、メンバー登録のリクエストを出すと、グループ運営者が承認してくれて、グループページに参加できるようになっている。グループページではそれぞれが活発に情報交換をしていたり、イベントを計画して、参加者を集めて一緒に楽しむなどしているので、活発なグループだとほぼ毎日のようにグループハイキングや、グループライドなどのイベントを見つけることができる。
こういった素晴らしいツールがあるおかげで、一人ではなかなか気が進まなかったハイキングや、マウンテンバイクのライドなども、都合さえつけば毎日のように楽しむ機会を見つけられるようになった。
好きなことのためなら人見知りも克服?
私は、基本的に知らない人と会うのが苦手だ。日本と違って、友達から知り合い程度の人まで、家に招待し合うことが割と頻繁にあるため、夫の知り合いだとか友人が開くパーティーに家族でどうぞといったように、招待される機会がちょこちょこある。けれど、夫以外、知っている人が誰もいないパーティーに行くのは未だにとても苦手で、できれば行きたくないと思ってしまう。
そんな私だけど、好きなことを知らないひとと一緒にやるというのはあまり気にならない。まず、好きなことの共通点があるというのは、とても大きな安心感を与えてくれる。好きなことを楽しむために集まっているという前提だから。共通の趣味が目的で、楽しい時間を過ごすために集まっているので、基本的にみんな、親切だし、気さくに接してくれる。
誰でもそうだけど、好きなことをやっているとき、人は生き生きする。そういうポジティブなエネルギーを感じる。普段人見知りの私が、行ったことのない場所へ一人で行ったり、会ったことのない人ばかりが集まるグループイベントなどへ、一人で出かけていっても大丈夫な気がするのも、好きなことがくれるエネルギーだ。
マウンテンバイクでは、少し前にマウンテンバイク初心者の半日講習会に一人で参加してきた。参加者は私も入れて4人と少なかったこともあり、インストラクターも一人一人丁寧に見てくれて、基本姿勢や、ブレーキのかけ方、バイク上での体の動かし方など基本を習った。講習会終了後に、参加者の一人と話していたら、私がいつも行っているトレイルが、彼女も気に入ってよく行っている場所だとわかり、今度一緒に乗ろう!ということになった。それまでは一人で乗りに出かけていたんだけど、彼女と一緒に乗りに行った日、話していたら二人とも水泳とジョギングもしていて、この夏に初めてトライアスロンに挑戦したことまで同じだったことにお互い驚愕した(笑)。それから、彼女とはすっかり打ち解けて、よい友達になった。
ハイキングでは、女性ハイキンググループのイベントに参加。15人くらいが集まって、2時間ほどのハイキングを楽しんだ。15人中、多分二人組で来ていた人も3組くらいいたけど、あとは基本一人参加の人ばかりだった。私は、初めの30分くらいは無言で前の人について行った。一人でハイキングするのもわりと好きで、無言で歩くのも嫌じゃないから、マイペースで、話し相手がいなくてもそれでいいかなとも思っていた。それでも前後の参加者が気さくに話かけてくれたり、休憩をはさんで、並んで歩く前後の顔ぶれが変わると、また違う人が話しかけてくれたりと、気が付いたら、その日会ったばかりの人たちと、おしゃべりしながらハイキングしていた。ハイキングのギア(道具)の話だったり、他のおすすめの場所だったり、共通の好きなことがあると話もしやすい。
オンラインの時代に感謝
ハイキングは数年前から興味があってもっともっとやりたかったけれど、家族はあまり興味を示さず、無理やり連れて行っても楽しくない。それで遠ざかってしまっていたし、ロードバイクやマウンテンバイクも以前だったら、一人では乗れないし、どこでだったら安全に乗れるかもわからずじまいで、乗る機会を見つけられなかっただろう。でもこうやって今はフェイスブックやオンラインで様々な人が共通の趣味を一緒に楽しめる機会を見つけることができる。趣味や興味があることが見つかったとき、こうして手軽に一緒にできそうな仲間を見つけることができるなんて、いい時代になったなあ。
子供も小学生になり、私が半日くらい出かけても家でパパと待っていられるようになったこのタイミングで、オンラインでいろいろなコミュニティーと手軽につながれる時代になっていたことにとても感謝している。
これからも興味があること、好きなことと通じて、新しい扉がどんどん開いて、私をどこへ連れて行ってくれるのか、どんな出会いが待っているのか、楽しみにしている。
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