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2024年6月の新人賞の結果と読書記録

6月の新人賞の結果をちゃんと6月内に報告できる!!
そんな当たり前のことにほっとしております。
待ち合わせにはだいたい遅れる、どう考えても社会人失格のダメウーマンです。


1、オレンジ文庫ノベル大賞3次選考

落ちましたぁぁぁぁ。
つらい、でもつらいとか言っていられないくらい努力が足りないのだろうなと思いました。
しばらく3次選考通過してなくないか?と思ったので、過去の選考を振り返ってみたところ、直近4回連続で3次選考落選でした。3次の壁厚い……。
来年から3次以上でないと選評をいただけないようなので、ますます襟を正して挑ばねばと思う次第です。

2、小説新人賞に対する悩みを悩むべきか

森見登美彦先生の「夜は短し歩けよ乙女」が日本ファンタジー大賞を受賞した時に、私のような読者もいないアマチュアが小説新人賞の傾向を考えるだけ無駄、圧倒的に面白いものを追求する方が効率的かつ楽観的で、受賞した後も小説家として強いと個人的に納得しました。
なので、応募する新人賞の傾向はほとんど考えたことがないのですが、傾向とは別に、受賞作は最大の勉強材料なので必ず読むようにしています。
それで最近感じているのが、自分の好みが変わってきたなあということ。
ジャンルで言うと、ファンタジーをほぼ読まなくなりました。
小~中学生の青春と言えばファンタジー小説だったのに!西の善き魔女と十二国記に出会った時に衝撃たるや!
話が逸れますが、ルーンや泰麒といった黒髪で影がある儚系少年が大変好みなので、己の趣味嗜好はつまりそういうことだと思います。3次元で巡り会える気がしない……巡り会ったら巡り会ったで色々と心配になる……。

話を巻き戻し。
小説の好みが変わった理由は年齢と社会経験によるものなので、ごく自然な流れ。
受賞作を読むのは好みうんぬんとは別に、尊敬の念を込めて勉強させてもらっているのでなんら問題ではありません。
ですが、読書の好みに合わせて、新人賞の応募先も変えた方がいいのかな?ということを、最近もんもんと考えています。
いや、私ごときが応募先を悩むなんておこがましい、そんなことを考える前に圧倒的な面白さを追求しろよ、などなど、ぐるぐる考えてしまうのを考えないようにしてるってことは結局考えていることになるのではないかいや私は考えたくない悩む暇すら惜しい。
そんな毎日を過ごしておりますが、夢をともにするみなさんはいったいどのように応募先を決めているのか、インタビューしてみたくなりました。

3、6月の読書記録

6月!梅雨!絶好の読書日和!!
にもかかわらず、今月は圧倒的に読書量が少ない!!
深く反省するとともに、来月は思う存分読書を楽しむことを宣誓します。

日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞された斎堂琴湖先生は、学生時代から小説家を目指されて、これまで最終選考に何度も残るという道のりを経ての受賞となったようです。
長年研鑽を積まれた斎堂先生に敬意を払うとともに、誠に勝手ながら大変勇気をもらえたエピソードでした。
次回作も楽しみにしています!

日本ミステリー文学大賞新人賞の選評です。
斎堂先生の受賞コメントと、各選考委員の先生方の選評が読めます。


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