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仕事も生きかたも。何度もつくりなおせばいい

インフルエンザになったことで狂った生活リズムがやっと整ってきた。。

数日間寝たきりだったけど、日常では気づかなかった自分の気持ちに気づけたり、改めて働くことも人生も、より良くしていきたいという気持ちが高まった。

日々は淡々と過ぎていくし、どんなに「嫌だな」と思っていることでも、時間が経てば自分の方が慣れていってしまったり、あったはずの理想すら無かったことにしてしまう。

だからこそ、変わることを恐れずに、自分を諦めずに、未来のために今を生きようと思ったので、そのことについて書いておく。

自分でつくるということ

ひとりで仕事をするようになったことで「働くこと」の意味を深く考えるようになった。

ひとりで仕事をするというのは、空間的なことでもあるし、誰かに管理されたり、指示されない、自分で完了させる仕事のこと、と言う意味で使っています。

毎日決まった時間に、決まった場所に出社しないでいいことをずっと求めていたはずなのに、いざその働きかたをしてみると、何かが満たされない。

それは、嫌だと思っていた働きかたの中には、誰かと「働くこと」で得られる安心感や充実感があることに気づくきっかけとなった。

そんな経験から、2022年に共同オフィスを設立した。

残念ながら今では閉鎖してしまったけれど、また違う形で居場所や誰かと働く楽しさはつくればいいと思っている。

そして今、私は自分の仕事を新たな形につくりなおしている。それはこれまでの経験から得た成功と失敗があってこそのもの。全てが詰まってる。

noteの新しい自己紹介を書き直していて気が付いたけれど、これまで何事もつくっては改善して、時には壊して、また新しくつくりなおしてきた。離婚だってそう。人生はこの繰り返しなんだと思った。

選択すること、行動することによって起こる失敗は、何かを失うことじゃない。失うどころか、全ての経験は得られるものしかないのだと気がついた。

それは仕事だけじゃなくて、どう生きるかも、誰と一緒にいるかも、どこでどう暮らすかも、全部。

自分自身も、自分と関わる相手も、時代も環境も、組織もチームも。各々が変化しているのだから、生きている限り、選択し続けることと、つくっては壊してつくりなおしていくことからは逃れられないんだと思った。

最近、私自身が「過渡期」を迎えている気がして、落ち込んだり不安になる時間が多かったけど(体調も崩したし)やっぱり過去に縛られずに、未来の可能性を信じて今を生きたいなと改めて。

最後に、数日前に出会って「いいな」と思った言葉をシェア。

「投企」:哲学の概念。
自己の存在の可能性を
未来に向かって投げ企てること。

私たち人間というのは、常に自分の可能性に向かって存在している。ただ受動的に生きるのではなくて、自分の可能性を試していくこと、そのために選択をして、創造していく在り方のことを「投企」というのだそう。

そう考えると、人生には可能性しかないんだなって。これから「どうするか」なんて自分次第でしかなくて、選択できるのは自分以外にはいないから。

何度もつくりなおせばいい。改めてそう思えたことで、過渡期にいる自分の心もまた強気になってきた。変化から逃れられないのなら、自ら変化してやれ、と思う。

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