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曽野綾子 不備をなくそうとすると

不備を

不備でなくそうとすると

別の不備が出る。
一生というのは

不備を生きることなんだ。
『地を潤すもの』

不備が見つかり

その不備をなくそうとして

やっと不備でなくなったと思ったら

別の不備が見えてくるように

一生というものは

できている。


幸せも同じようなもので

不幸せなことをなくそうとすると

別の不幸せが

見えてきてしまう。


社会保障も

不備をなくそうとして

また別の不備が見えてきてしまう。


完璧を求めると

終わりがないように


不備をなくそうとすると

不備にも

終わりがないという。


お金をたくさん持っている人の

悩みは

どれだけ持っているのかが

分からなくなることだという。

悩みは

尽きないということだ。


幸せも

何が幸せなのか分からなくなると

幸せが感じられなくなるのだろう。


日々の中での

ほんの少しの

幸せに気づくことができるのなら


いつでも

幸せになることができる。


そんな感じ。



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