相田みつをの言葉

なんにも欲しがらないときが　一番強い

無欲でいる時

失うものがない時

人は最強となる。

よくまわっているコマは　静かなんだな

安定して回っているコマの音は静かだ。

だんだんとその回転が遅くなっていくとき

最後には

一番音を出して止まる。

しあわせは　いつも　じぶんのこころがきめる

しあわせの基準は人それぞれだから

しあわせを比べることは

本当はできない。

そのままで　いいがな

そのままでいることがいい。

やれなかった　やらなかった　どっちかな

やれなかった、やらなかった

どっちもだろう。

うばい合うと足らないけれど　わけ合うと余っちゃうんだなあ

分け合うと余るというこの不思議な世界

分け合う方が

ずっとしあわせでいられるのに。

柔道の基本は受け身

受け身とはころぶ練習

負ける練習

人前で恥をさらす練習

受け身

転ぶ

恥をさらす

すると恥は恥ではなくなっていく。

自分で決めるものだから。

どのようにも、とることができる。

恥と思うことがなけれは

それは恥でなくなる。

むしろ

いい経験となっていく。

トマトにはねえ　

いくら肥料をやったって　

メロンにはならねえんだよなあ

自分は自分であり

自分は他人にはなれない。

他人になる必要もない。

だって

自分が自分だから。

自分がいい。

雨の日には雨の中を

風に日には風の中を

その中を

行くしかない。

どうにかなる。

雨もまた恵みとなり

風もまたいい空気を運んでくれるものとなる。

自分が自分にならないで

誰が自分になる

自分が自分であることは

変わることがない。

自分の中で

自分は変わることはできる。

自分を認めて

自分と共に

生きる。

できないことは約束しないことだな

できること、できないことが

分かるようになるように学習する。

できないことをできないということは

悪いことではなく

むしろ

いいことだ。

ほんとうのことがいちばんいい

ほんとうのことは、いちばん楽なこと。

おひさまのひかりを

いっぱい吸った

あったかい座ぶとんのような人

温かな人に出会うと

嬉しくなる。

そんな人は

苦しみや悲しみもたくさん知っている人だろう。

ぐちをこぼしたって

いいがな

弱音を吐いたって

いいがな

人間だもの

弱いところがあってもいい。

だって

私たちは

人間だもの。