見出し画像

映画『ノマドランド』を見た。

リーマンショックにより会社が倒産して家を出なければならなくなった。


車での生活。

季節労働者として生きる苛酷な生活。

その中で出会う人々との出会い。

支え合い。


夫を病気で亡くした悲しみ。


美しい夕焼けの空。

朝焼けの空。


寒さに震えながら暮らす。


多くの仕事をこなす。


何でもできる人だ。


ずっと漂う哀しみ。


哀しいということは

それほどに深く愛していた証拠。


なかなかその哀しさが癒えることはない。


哀しさとともに生きていく。


自分の生活を支えるために働きながら。


放浪の生活には

自由と

苛酷さがある。


互いに助け合う友だちができる。


また旅立つ。


また出会うかもしれないと言って

さよならとは言わないという。


哀しみを十分に味わった後に

何かが分かるのか。


繊細がゆえの哀しみ。

高齢になっている主人公たち。

幸せの定義とは何だろうか。


美しい映像と

哀しみの通奏低音。

よろしければサポートをお願いします。