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#12 アメリカステートフェア

朝早くに起きて、State Fair というお祭りみたいな催し物に行ってみた。家畜として飼育されている動物が展示されていた。兎、鶏、牛、七面鳥、鴨など様々な家畜がいた。それぞれの家畜に一位、二位、三位と位付けされていた。一等賞の七面鳥は大きくとても立派だった。他には、カボチャや花にも位付けされていた。一等賞のカボチャはとても大きく、見事なものだった。日本ではみたことないサイズのカボチャだった。アメリカではカボチャは食べる用のカボチャと飾るようのカボチャがあるみたいだった。この大きいカボチャは食べてもそれほど美味しくないらしい。ハロウィンではこのようなカボチャをくり抜いて、ジャック・オー・ランタンを作り、玄関に飾るらしい。他にも絵画、刺繡作品、盆栽なども展示されていた。盆栽は意外にもアメリカで少し人気があり、盆栽を手入れしている人もいるらしい。盆栽にも順位付けされていた。他には様々な屋台や小売店などでも賑わっていた。

手首に巻くと体の調子が良くなると謳っているブレスレットが陳列されていた。母さんが一つ手に取り、手首にはめていた。頭痛持ちの母さんは手首にはめて、頭痛は和らいだと言い喜んでいた。私と父さんは、母さんを白い目で見て信じなかった。しかし、父さんは母さんに促され、はめてみると肩こりが和らいだ気がしたらしい。私も促されたので、試してみると少し体調が改善した気がしなくもなかった。結局、各々自分の分を購入していた。この小売店のおじさんは嬉しそうにレジで紙幣を受け取っていた。

幾つかのジェットコースターや観覧車があり、多くの人が並んでいた。これらの乗り物は組み立て式でこのお祭りの期間が終わると解体されるらしい。私は簡単に解体することができる乗り物に不信感を少し覚えたが、ジェットコースターに並んで乗ってみた。速度が速くとても面白かった。父さんが会社の同僚から貰ったジェットコースターの搭乗チケットが何枚か余ったので、通りすがりの人にあげていた。父さんはちょくちょく煙草を吸い、臭い。

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