はじめて相撲を観に行った話（後編）
初場所で大相撲にハマり、初めて相撲観戦へ行った私の、愛と冒険のお話後編です。親方売店に大感動の前編はこちら。
眼球が足りない
せっかくカメラを持って行ったのに、肝心の正代を撮ることが全く出来なかった。撮りたい以上に、レンズ越しでなく自分の目で拝みたい…焼き付けたいというこのファン心、全沼の住人に共通するのでは無いだろうか？
全神経を眼球に集結させ、土俵入りの勇姿をガン見。実物の正代はテレビで見るよりずっとずっとカッコ良くて、化粧回しの八ツ場ダムのようにキラキラと光輝いていた。あぁ〜やっぱり出来ることならカメラに納めたかった。見ながらにして写真も撮れたらいいのに。眼球が足らない！
唯一撮った写真は後ろ姿だけど、とても気に入ってる！惚れ惚れするほど広くて逞しい、闘う男の背中でした。3日目くらいにアナウンサーが「大関に上がる事が出来た者だけにしか経験する事の出来ない角番の重圧」と言っていて、何それカッコいい…と思ったのを思い出しました。
手が足りない
足りなかったのは眼球だけではなかった。正代の取組の時に応援タオルを全力で振りたいけど、精一杯拍手も送りたい、でもタオルが…とか何とかセカセカしてたら取組に集中出来なくなり…
う、うわあああ！！！忙しい！！！キィィィィィィ！！
ChageちゃんのライブでWINDY ROADというサビで紙飛行機を投げる大盛り上がりナンバーがあるのですが、紙飛行機を絶妙なタイミングで投げるのに精一杯で曲に集中できずパニックになる、あの感じに似ていた。要するに脳みその容量が80キロバイトぐらいしか無いってだけの話なんだが（誰がフロッピーディスクや！！！）優雅に観戦している諸先輩方には程遠い慌てっぷりに心底情けなく思った。
とにかく忙しい
今回の相撲観戦は落ち着かなくて、終始セカセカしてしまいました、反省。
夫から「推し呼び出し」「推し行司」の写真を撮ってくるよう指令を受けたが、Abemaみたいに表示が出るわけじゃ無いので取組表を確認しながらだったけど、全く追いつかず断念。
回数重ねたらもっと落ち着いて観戦できるのかな？
せっかくなので写真のご紹介
テレビに映らないような風景
を撮ってきてよ、と夫に言われたので撮ってみたものの、よく分からない写真。
若い子しか興味ない！
という夫が大興奮！期待の新十両、ピチピチ19歳の熱海富士。
タイミング難しい
力士の表情
東側はテレビとアングルが違うので取組を見るには慣れないけど、力士の表情がよく見えるので楽しかったです。
控えている様子も人それぞれ。険しい顔つきで集中する力士もいれば…
ほんわか系の方も
ちなみに正代もほんわか系というか、ポヤァとしている事が多いのだけど、とりわけ指のささくれを気にしてる時はめっちゃ強いという意味不明なジンクスがあります。
正代よ、お指がどうした。
— ハルタ (@727236) September 22, 2020
ささくれか？そこは土俵下だぞ？ pic.twitter.com/ewMASi75EW
しかし今場所の千秋楽でも直前にささくれを気にして大活躍だったので、ただのジンクスでも無さそうです。集中の現れなのかな？マックのポテト無心で食べてる時みたいな感じ？違うか。
あえてもう一度言おう！
— モンキー.Ｄ.奄美 (@derrringer) March 27, 2022
立ち会い直前に
爪を見ていると！ pic.twitter.com/nW6X4VP7Yj
今後まさラーとしては注目していきたいポイントであります。
楽しかった初観戦
この日は正代も6勝目をあげ、優勝候補の若隆景ー高安、阿炎ー御嶽海、琴ノ若ー貴景勝と、好取組が続いて最後まで楽しかったです！
みなさんホント初観戦の私のためにスイマセン！！！ありがとうございました（？？？？）
若隆景の表情は、戦国時代から転生してきた武士かってぐらい殺気立ってて最高にカッコよかったなぁ。優勝おめでとうございます！
今回初めての観戦で反省も多かったけど、とても良い一日になりました。今度は国技館に行きたいなぁ。焼き鳥とかちゃんこ食べたいし。
もちろん正代は優勝するのでチケット取るなら千秋楽ですかね？（ドMかワシは）
おまけ
宿泊先は新今宮駅すぐの簡易宿泊所で1400円という激安価格で泊まれた。
確かに古い建物だしトイレ・シャワーは共用だけど、個室でちゃんとしたお部屋でしたよ？スタッフの方ちゃんと給料もらってるのか心配になるわ…
宿のお兄さんに教えてもらった新世界の串揚げ屋も路地裏の穴場って感じでめっちゃ良かった。
普段全然酒飲まないのに旅先では昼から飲んでしまう不思議。
おしまい
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