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タウシュベツも2度目なら

今年の1月、タウシュベツ川橋梁のツアーに参加したのですが、

https://note.com/mochisetanet/n/n2811bb254cfb

舌の根も乾かぬうちにというか、半年ぶりに再訪致しました。今度は夫と一緒。
てか4月にも鉄道旅で北海道来てるんですよ…いやどんだけ好きなん。実家帰るより来てるよ。北海道が実家なのでは?

今回は5:30集合の早朝ツアーに参加しました。他にも時間はあるんですけどどれも満席で、人気なのが伺えます。
前日は道の駅かみしほろで車中泊。やっぱ車移動できるって自由度高くて素晴らしいです。前回は帯広からバスやったんで(往復1本ずつしかないし路線バスで2時間)結構辛いもんがあった。寒かったし。

ガイドセンターに着いたら、駐車場でナチュラルに鹿さんたちがキラキラ朝日を浴びながらたむろってましたw

1月のツアーでは凍結した湖の上をスノーシューで歩きながら向かったのですが、今回はガイドセンターの車で林道を通り、橋梁の側まで連れて行って貰えるので活動度は低め。

担当ガイドさんは何名かいらっしゃるんですが、なんと1月の時と同じ方でした!運命www
関西出身というだけあってテンポの良いトークと場回しが特徴的な方なのですが、雪解けしたんかってぐらい今回の方が冴え渡っていたwその分、情報量もすごくてメッチャ勉強になりました。

グネグネと曲がりくねった砂利道を探検隊のようにしばらく進むと突如として視界が開け、橋梁へ向かう廃線跡と交わる直線に入ります。

「今から…皆さんは鉄道が走った景色と交わります….!!」

と言った瞬間にドッ!!と猛スピードで直線を駆けるという演出を繰り出したのには痺れました。(普通にビックリしたけどw)
一瞬風になれるというか、ちょっとした追体験ができますよ。

車を置いたところから橋梁まで少し歩くのですが、倒木だらけなのと、ぬかるんで滑りやすくなっているので気が抜けません(長靴は貸してもらえます)

そして目の前に広がる風景…!
早朝の静寂さも相まって何とも言えない清々しさに包まれてました。

ちなみに1月に行った時はこんな感じ。ずいぶん奥深く沈んでたんですね〜。

基本的に自由時間なのですが、ガイドさんがおすすめの場所を歩いてくれるのでついて行きます。切り株も相まって、この荒廃した感じがたまりません!

水たまり越しに鏡のように映り込む橋梁。

早朝ツアーは風もないので、こんな感じでキレイに映り込んで、おすすめらしいです!

川を渡って、もう少し近くに行ってみます。見た目より流れが早いのと、水が冷たくてはしゃぐオット。

1月の時はアーチ部分が目の前で見れて面白かったんですが、下から見上げると本当に圧巻で、おおーーーっ!!!と声が出ました。繋ぎ目のところ、中が出てきちゃってるのがめっちゃリアル。今年の雪溶けで更に崩壊が進んだみたいですね。

8年ぐらい前から、今年こそ崩壊すると言われながらも何とかその姿をギリギリ保ち続けてるタウシュベツ橋梁ですが、ここまでくるといよいよかもしれない、と言ってました。…でも、そう言いながら崩れないんですけどね、とも。そもそも最初に言われ出したのは20年前の新聞記事だそうで、見出しは「幻の橋、ついに見納めか!?」という煽りっぷりw

補修する予定はなく自然に任せて崩壊していくだけなので、本当にいつまでもあると思うな…です。頑張って維持してほしいなぁ…

端の反対側までやってきました。更に反対側へ…
ちなみに仙人の棒みたいなのはガイドさんが良い感じの流木を集めてくれてて貸してもらえます。足元めっちゃ悪いので絶対借りるべしです。

ここからの景色がまた、素晴らしいんですよねぇ…
雪の残る山々が広がってて、本当に美しいのです。

1月の時と比べてみる。この時も本当に感動して、万感の想いでおにぎりを頬張りましたとさ。

ぐるっと一周してきました。水のせせらぎが気持ちよくて癒されます。お伝えできないのはもどかしい…!!!

日中のツアーでは他にも音更川橋や幌加駅跡へ行くのですが早朝ツアーはこれでおしまい。ガイドセンターへ戻ります。でもでもめっちゃ大満足のツアーでした。

ツアーだけじゃなくて、道の駅で鍵を借りる事ができれば個人でも来れるみたいなんですが、林道はガチ林道なのでかなりテクニックと度胸が必要そうなので上級者向けかと思われます。私は絶対無理ですwwww

あと…ほら…ヒグマさん出るし…ガチ恐怖…

しかしガイドさんから言わせると、ヒグマは出るのではない、居るんです!とめっちゃ名言を頂きました。でも、そうだよなーと。もともと生息している所に我々人間がお邪魔してるだけなんですよね。
あと、これは初めて知ったのですが大雪山のヒグマさんたちは基本的には草食で、木の実などを食べて暮らしているそうです。厳しい冬を越えられずに亡くなってしまったエゾシカが春に解凍?されて出てきたものを冬眠明けに食べるくらいで、生きてる状態のものを捕食する事は無いんだとか。知床のヒグマはシャケ獲ったり、割とハンティング要素強めらしいですけども。エリアによって違うの面白いですね。めっちゃ勉強になりました。
まぁだからと言ってウェーイ!!みたいに仲良くできる訳ではないんですがね(ヤメロwww)特に春先は子育ての季節なので要注意とのこと。

さて、そういう訳で解散したのは8時前。この後は日本一の牧場というナイタイ牧場に行ったりなんだり。
めちゃめちゃ天気よくて、日差しはギラギラ、暑すぎましたwwwwいや北海道とはwwww

初めての車中泊旅のお話はまた機会がありましたら書きます〜

終わり


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