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旅の日

旅先で出会ったおいしいものはよく記憶に残る気がする。

たとえばお醤油。
信州の道の駅でたまたま出会って、たまたま惹かれたお醤油。
カンが大当たりして、今でも食卓に並ぶのはこのお醤油。
あれは本当にいい出会いだった。

たとえばジェラート。
白浜で出会ったジェラート、本当に美味しかった!
素朴な味わいの、素材の美味しさを感じられるあの南高梅のジェラート、また食べたい・・・お店の人もとても親切にしてくれた、嬉しい記憶も一緒に。

たとえばトマトジュース。
玉造温泉のお土産屋さんで見かけた濃厚なトマトジュース。確か試飲でいただいて、とびきり美味しかったから、宿で飲む用と家に持って帰る用と購入した。瓶詰めされたジュースだから、とても重かった。
それを差し引いても美味しかったトマトジュース。
また飲みたいなあ・・・

たとえば山椒。
同じく玉造温泉のお土産屋さんで見つけた山椒。
実のまま容器に入っていて、使うたびにミルで挽くタイプ。
姉が見つけて、「なんなら個人的に買うわ!」と言うほど惹かれたらしい山椒は、都度挽くだけあって香りがいい。今まで食べた山椒のどれより香りがいい。
これも今でも食卓を彩っている。

たとえばタピオカ。
蒜山で飲んだタピオカミルクティーがとっても美味しくて、未だにあれまた飲みたいなあと思う。
ミルクティー部分がちゃんとミルクティーで、甘すぎなくて、とても飲みやすかった。
ちなみに、今のスマホに替えたばかりで、ポートレートモードでやたらと写真を撮りまくっていたのを覚えている。そういうわけで、私のスマホにはやたらとオシャレに写り込んだタピオカミルクティーの姿がある。

たとえばイワナの塩焼き。
信州のホテルで夕食メニューのひとつとして登場したイワナの塩焼き。
塩加減も抜群にちょうど良く、身がふわっふわのふわっふわで、ああ・・・書いているだけでお腹がぐーぐーなり始めそうな・・・食べたい・・・

ちょっとセルフ飯テロのようになってきてしまったのでこれ以上は割愛するが、旅先で出会ったおいしいものは、きっと記憶に残りやすいんじゃなかろうか。その瞬間の楽しさとともに、きっと鮮明に刻み込まれる、記憶。

またいつか旅に出よう。
そうして、また美味しいお土産をたくさん抱えて帰路に着こう。
それから、鮮やかなその記憶を携えて、生きていこう。

えりぴ

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