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ひとり競歩と筋肉痛

数日前、駅までの徒歩での所要時間、最短記録を叩き出した。
そしてその日の晩、ひどい筋肉痛に襲われた。

それもそのはず。
家から駅までは下り坂続きで、それを伸ばせる限り足を伸ばして一歩をできるだけ遠く、それでいてズンズンとリズミカルに歩いたのだから。
おかげで数分の遅刻に抑え込むことができたが、運動不足の足腰は悲鳴を上げ、階段やちょっとした坂道をあがるときには「イテテテテ・・・」と情けなく声を上げながら驚くほどゆるりとしたスピードでしか動けない身体に。
(姉には「おじいちゃん頑張って・・・!」と応援される始末)

そんな風にひどい筋肉痛に見舞われようとも(自業自得だけど!)、身体は時間をかけて治っていく。
痛みを感じずに歩けるようになり、階段も駆け上がれるようになる。
身体ってすごいなあ、ありがたいなあと感じ入る日々・・・

だって、私は身体をどう治していいかわからない。
どの細胞にどう働きかけたらいいとか、どこに血液を送ったらいいとか、そもそも血液の生み出しかたとか。
そんな”わからないけれど必要なこと”を毎日毎時間毎分毎秒・・・ずっとずっと身体は黙ってそれらを全てこなしてくれているわけで。

身体があるから痛みを感じるのは、それはそうなんだけど。
身体があるから経験できること、感じられるものもたくさんあるから、身体を治せる自分の身体に感心せずにはいられない。すごいぜマイボディ・・・!

とにかく、汗だくで登場した私に引かないでいてくれた友人と、激痛を和らげて(多分)筋肉に育ててくれた身体に心から感謝したい。

いつもありがとーーー!!

えりぴ

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