#2 会社をクビになって始めたこと

私はクビになり焦っていました。その時の心境は以下のような感じ...
・やばい、これからどうしよう（心境シェア：70%）
・転職活動なんてできるのか？（心境シェア：25%）
・両親になんて言おう（心境シェア：4%）
・やったーもうあの仕事しなくても良いんだ（心境シェア：1%）

※この投稿はストーリー的に進んでいます。#1は以下リンクから！
https://note.com/mochinote07/n/nd6a3990143ac

そんな心情だったことも束の間で、現実は待ってくれません。わずかな貯金も消えこれからどう生きていくか、本当の意味で向き合えた時間だと思います。
そこで、大きくは①〜③のような行動に移します。
①転職するのか、フリーランスとして生きていくのか決める
②①の選択がどちらにせよ自分にできることと、強みを棚卸しする
③すぐにできて、初期投資のかからない事業を考える

①転職するのか、フリーランスとして生きていくのか決める

結論、フリーランスとして生きていくことに決めます。

1ヶ月悩みました。理由は、自分一人で事業を起こしビジネスをできるという自信がなかったこと、そして単純にそのような選択肢を今まで考えていなかったからです。

しかし、フリーランスとして生きていく選択を取った理由は、クビになった会社よりも確実にキャリアダウンになる転職先しかおそらく見つからないだろうと転職エージェントとの会話や、実際に面接を受けてみて思ったからです。

クビは、サラリーマンにとって超重い十字架のようなものです。職務経歴書に空白が生まれ、退職理由を偽ってはいけないという...。日本の社会は、キャリアに傷がある人は避けるものなのです。面接でいかに優秀な人材と思われようが、事実は事実なのでクビを受け入れ、キャリアアップは見込めないと結論付けました。

①の選択がどちらにせよ自分にできることと、強みを棚卸しする
クビ当時の自分にできること
・時間がたっぷりあるため、何かしら考えたり作業ができる

クビ当時の自分の強み
・法人営業の「型」は分かる
・提案資料のようなものは作れる
・言われたことは最低限できる
・マメに何かを継続できる
・打たれ強い笑

今、振り返ってみると何もできないし、強みと言えるものはなかったなと思います。

③すぐにできて、初期投資のかからない事業を考える
結論、1つだけプチヒットしましたが、他は実行に移す前に辞めたり、実行してみるも全く売上には直結しませんでした。
どれがプチヒットしたか当てて見て下さい（笑）
時間はたっぷりあったので、当時の元手で何ができるのかひたすら考えました。
当時のメモはこちら
・朝が苦手な人向けに朝活をオンラインで実施（サロン的な？）
・自宅でフィットネスができる高齢者向けの講座を作る
・Youtuberと企業をマッチングさせる事業
・軽貨物の運送業を委託してやる
・水槽をおしゃれにレイアウトして観賞用に販売（昔から観賞魚が好きだったので）
・空き家問題を解決するようなメディアを作る
・宅配でクリーニングはニーズあるんじゃ？

メモを検討し実行した結果を1つずつ書いていきます。

・朝が苦手な人向けに朝活をオンラインで実施（サロン的な？）
　→独学でFacebookに広告を出したり、バナーを作成したりしましたが、結論1円にもなりませんでした。
　（今思う失敗要因）他にもそんなものは山ほどあるし差別化できていなかった。

・自宅でフィットネスができる高齢者向けの講座を作る
　→こちらは「初期投資が結構必要そう」ということで断念。競合も大手がタブレットやらもセットで格安で提供していた。

・Youtuberと企業をマッチングさせる事業
　→こちらは、収益化するまでに結構時間がかかりそうと断念。まずしっかりしたH Pを作ったり、Youtuberとのコネクションを作ることが当時の自分にはハードルに感じた。

・軽貨物の運送業を委託してやる
　→割と簡単にできそう！と思い、アントレという業務委託・FC加盟店募集サイトで早速申し込み。軽貨物運送企業の説明を受けるも、かなり時間換算すると薄給。。。特にスキルや経験が身につかないと判断し辞める。

・水槽をおしゃれにレイアウトして観賞用に販売（昔から観賞魚が好きだったので）
　→チラシを作り、ポスティングを実施。個人宅で反響がないかな〜と待ち侘びたものの、世間のニーズは全くないことを痛感。

・空き家問題を解決するようなメディアを作る
　→こちらは現在も継続していますが、売上がたつまで時間がかかるし、ブログの記事など書かないとユーザーが集まらないため見送り。

・宅配でクリーニングはニーズあるんじゃ？
　→当時、居候していた知人がよくお布団を洗う人で、これは人によってはニーズがあることを感じた。どう集客しようか。。。そう思い、4日間ほど徹夜もしながら勉強しHPを独自で作成し、広告をかけてみた。結果、一歳注文は無く、、。そこで、もろもろ方向性や価格設定、他社と差別化する要素を強く打ち出すなど毎日PDCAを回し、ようやく1件注文が！あの時は嬉しかったですね。笑
しかし、「宅配」なのでもちろん誰かが集荷したり配送しなくてはいけないわけです。そして、誰かが洗わないと。

そこら辺は、いつ注文が来ても良いように、強みである法人営業で依頼していたのでよかったです。

今では、事業を当時洗濯をお願いしていた工場様へ譲渡しました。

そんなこんなで、色々模索しながらフリーになることを決意しました。