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人間ドックに行ったら最終的に手術を受けることに(なりそう)

以前から社会人になったらできるだけ早く、遅くても20代の内に一度は人間ドックを受けておきたいと思っていました。

とはいえ仕事も忙しく後回しになりがちなもの。

ですが会社の健康診断の時期が来て、会社の同僚が「自分で人間ドック受けて費用の補助もらうのでもいいんだよね」とふと言っていたのを聞いて、このタイミングで受けちゃおう!と決心しました。

人間ドックは受けたことなかったので、とりあえずネットで調べてみる。

いろいろ選び方はあるのですが、自分は

人間ドック(法定健診込み)
+脳ドック(脳のMRI)
+バリウム・胃カメラ不要!

という条件で、交通の便も良いところでここのクリニックを選びました。

ちなみに最近は胃の検査を血液検査でできるらしく、バリウムも胃カメラもいらない方法もあるんですね。

無事予約も済み、有休も取得し、いざ人間ドックへ。

なんで脳ドックも受けた?

とその前に、なんでわざわざ脳ドックを受けたのかという話もしておきます。

自分は大学の学部時代から偏頭痛があって、酷いときは毎日夕方になると頭が痛くなるくらいでした。

とはいえそれまではちょっと痛いくらいの痛みで済んでいたのですが、ある時特大の偏頭痛に襲われます....

頭を少し動かすだけでも酷い痛みで、まともに寝ることもできないくらいで、さすがにちょっとやばいと思い、近くの病院へ。

そこでMRIで異常がないか見てもらったのですが、脳の血管には特に異常なし。

ですが、偏頭痛とは関係ない腫瘍が見つかりました...!

そこから半年から一年かけて造影剤のMRIやCTなどで検査し経過観察した結果、良性の脳腫瘍と診断されました。

こちら↓の1ページの④の断面図の左上くらいの位置。

悪性ではないので心配はそこまでないのですが、最近通院していないのもあり脳ドックを受けよう、ということでした。

続けて脳ドックへ

人間ドック自体は健康診断+エコー検査くらいで、苦手な採血を除けばつつがなく終わりました。

採血が苦手なのはいわゆる迷走神経反射で、いつも寝ながら採血してもらっています。

続いて場所を移動して脳ドック。

久しぶりのMRIで気分が悪くなりながら終了...

結果は後日と思いきや、終わってすぐ職員の人に呼び止められいろいろ確認されます。

とはいえ前述のとおり良性の腫瘍があるのは分かっていたので、その話だろいうと思いつつ、詳しい話をするため後日また検診を受けることに。

検診で知らない腫瘍が...

平日の早朝に予約して、同じ病院で脳神経外科の先生に検診してもらいました。

大学時代の脳腫瘍の話を細かく説明しつつ、実際のMRI画像を見つつ。

以前から分かっていた腫瘍はちゃんと?見つかり、見た感じ大きさもそこまで変わってない印象で一安心です。

ところがそれで終わりだと思っていたのですが、なんともう一つ別の腫瘍、脳下垂体に腫瘍がある、とのこと...

それは聞いてない!

ちなみに脳下垂体はホルモンの調整をしている器官ですね。

事が事だけに、大きい病院で専門医に診察を受けた方が良いということで、先生に紹介状を書いてもらって近くの虎ノ門病院に行くことになりました。

大きい病院でちゃんと診察

担当の先生が平日午後しかいないということで、今度も有休を取っていざ虎ノ門病院へ。

予約をするときに知ったのですが、虎ノ門病院には通常の脳神経外科とは別に間脳下垂体外科という専門があるらしく、後者の先生に見てもらうことになりました。

大きな病院に自分で受けに行くのは初めてなので緊張しつつ、初診なのでいろいろ手続きをしつつ。

時間になって診察室へ入ると、優しそうな先生で一安心しながら、詳しい問診を受けます。

そこで脳下垂体腫瘍の詳しい症状を聞きました。

典型的な症状は2つ。
・視力(視界)異常
・ホルモンの過剰分泌

どちらも自覚症状はないので、そのまま血液検査でホルモンを調べることに。

ただでさえ苦手な採血が今年で3回目でブルーな気持ちになりつつ、結果を1時間半くらい待ちます...

結果として分かったのは、成長ホルモンが明らかに基準値を超えている、過剰分泌していることでした。

これは「下垂体性成長ホルモン分泌亢進症」という病気に該当しそう(あくまで簡易検査の結果として)とのことです。

なんと難病指定されている...!

今のところ自覚症状はないですが、放置すると5年10年で他の大きな病気につながるおそれもあります。

適切な治療を受けずに、長期にわたって成長ホルモンの過剰分泌が続いた場合は、糖尿病、高血圧症、高脂血症などを合併し、さらに狭心症、心筋 梗塞 、脳血管障害などを起こす危険性もあります。また大腸がん、甲状腺がんなどを合併する可能性も高くなります。

正確な診断は検査入院して精密検査をしなければ決まりませんが、いずれにせよ腫瘍は手術で切除したほうがいいので、検査入院→手術をすることにしました。

というわけでまずは検査入院してきます

病名を確定させるためにも、まずは検査入院を1週間(月~金)してきます!

造影剤MRIや内科でのホルモンの詳細な検査などをするようです。

会社とも相談しながらタイミングを調整し、2021/11/8(月)~11/12(金)に決まりました。

入院は初めての体験なのでどきどきします...笑

(2021/11/20追記)検査入院の内容はこちら。

・・・

ひとまず現在の状況は以上となります。

今回は自覚症状はなく、たまたま別の腫瘍があったおかげで脳ドックの検査→新しい腫瘍の発見に至ることができ、ラッキーと言えるでしょう。

自分でも思ったほどショックは受けていないですね。

手術で取って治るならまあなんとかなるでしょ。

手術の費用も難病指定になるとかなりの補助が出るみたいです。

この話で一つ伝えたいことは「早期発見は正義」。

もし体調が気になる人も自覚がない人も、早めに&定期的に人間ドックや脳ドックなどの検査を受けることをおすすめします。

まだ一度も受けたことない方、仕事が忙しくて行けていない方もこれを機に人間ドックや脳ドックを受けてみてはいかがでしょうか?




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