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5月26日

ケーキの切れない非行少年たち

    宮口幸治著 新潮社

すごく納得のいく文章でした。

現場でやってきた人の言葉は届くなぁ。


家庭環境とか躾で語られることが多いけど

そうじゃないんだって腑に落ちた感。

小学校2年生くらいから

(意外と早くてびっくりなんだが)

サインを出してるけど気づかれないまま・・・。

(困った子 厄介な子扱いで終わる)

もしくは小学校では良い先生に恵まれて

手厚く見てもらえても

中学校で勉強についていけないことから始まる非行。

(あとイジメられる)

それらは

発達障害や認知機能の弱さが原因ではないかって。

自分のしたこと

殺人とか

一生治らない障害を負わせるとかしても

自分は優しい人間だ

と答えるとか

人を殺してみたかった

法務教官の先生に叱られるから

殺したい気持ちは無くなりました

と言ったけど

実はまだ消えていませんと

ニヤニヤしながら答えるとか

ちょっと考えさせられてしまう。

週刊誌やワイドショーで

すぐ親の職業や学校での対応を報道されるけど

もちろんそこがしっかりしてなきゃあかんのやけど

本人に障害あったら

(自閉症スペクトラム ADHD LDなど)

そこを治療していかんことには

根本的解決に至らないんやな。

今そうやって悩んだり困ったりしている子が

どうにか少年鑑別所や刑務所に入る前に

治療できてちゃんと働けて納税できるように

なりますように。

自分ができることはないか

考えてみます。



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