息子の不登校
うちの息子は中学時代、不登校児でした。
中1の2学期の途中頃から親子関係が悪化していき、中1の3月には不登校生活が始まりました。そして中3の4月末までは、1日も登校せず・・・。
5月から数日置きに行っていましたが、11月半ばから卒業式までは、また登校することはありませんでした。
つまり、中学校生活の半分は学校へ行っていません。
当時の流れはこちらの記事で。
そんな息子は現在18歳。
今は、自分の夢を見つけて、一人暮らしをしています(^^♪
きっかけは何だったのか?
息子が不登校になったきっかけ・理由は・・・今でも不明です。
ここ数年は、親子関係・兄妹関係が改善し、かなり仲良くしていたので、聞こうと思えば聞ける関係だったのですが・・・
建前:聞いたところで今さらどうしようもない
本音:現実を知るのが怖い
そんな思いから、聞いてきませんでした。
でも当時の私は、息子の味方ではなかった。
これだけはハッキリ分かっていることです。
人の目を気にして、先生の言うことや親の言うことに耳を傾け、本人の思いをしっかり聞いてあげようとしていなかった。
息子が家を出てしまって離れてからは特に
「なぜ、12歳の息子との時間をもっと大事にしていなかったのだろう?」
と強く思っています。
当時の息子との関係
中1の2学期くらいから、息子との会話はどんどん減っていきました。
そして、関係がこじれたまま不登校になり、中1の3月からの1年間、私と息子が言葉を交わしたのは、合計で5分程度だったと思います。
息子からは『話しかけるな』オーラが出ていましたし、一方的に話しかけても返事はほぼ返ってきませんでした。
また私が家にいるときはほとんど部屋にこもったままでしたし、顔を合わせること自体、数えるほどでした。
親子関係の改善に必要なこと
そんな関係は、私自身の変化によって改善されます。
このことについては、また改めてしっかり書こうと思っていますが、一言でいえば
息子が少しでもプラスの気持ちになることだけを考えたから
今では、偉そうに分かったようなことを言っていますが、このことに気づいたのは、息子が不登校になって、半年以上経ってからのことでした。
不登校児を支援するカウンセラーさんとの出会いで
息子の笑顔を大事にすること
息子を信じること
そんな当たり前のことに気づくことができたんです。
カウンセラーさんを通じて、不登校親の会に参加した時のことも書いてます。
息子が不登校にならなければ
私は変わらなかったし、息子の夢を応援することもできなかったかもしれません。
そして何より、私自身も世間の目よりも自分の気持ちを大事に生きていくようになりました。
でもそのために息子の中学校生活をつまらないモノにしてしまったのだとしたら・・・やっぱりつらい。
いつか「ありがとう」と「ごめん」をきちんと伝えられる日がくるのか?
でもこの言葉は、息子に伝える必要はないのかもしれないな・・・
そんなことを時々思います。
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