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子どもと同じ土俵に立たない

反抗期を迎えると親子の喧嘩が多くなります。

そんなとき注意したいのが、子どもと同じ土俵に立たないということ。


子どもが「うるさい!」と言ったことに対して

「うるさいって言い方は何!!」と言ってしまうのはNG。


「うるさい!」に対して

「あ、声大きかった?ごめーん」と言えば、ちょっと格上感が出る。

大事なのは、この『格上感』(笑)


子どものイライラした気持ちを真正面から受け止めるのではなく、だからと言って無視してしまうのも、もちろんダメ。だから、本質から少しだけよける形で、内容は聞くけど、さらっと受け流していく。

それがお互いのイライラをそれ以上、大きくしないコツです!!


毎日、仕事や家事で忙しくて、その上、憎たらしい言葉を言われてしまうとどうしてもイライラしてしまうけど、そんな時こそ、手のひらの上で転がしてやるのです!


「ごめん」と言葉では謝ってますが、立場としては負けている訳ではない。

なんだか格上感が出て、逆に自分の方が優位に立った気がしませんか?

心の中で『まだまだ子どもねっ』と鼻で笑って、やりすごしましょう♪


もし自分のダメなところを指摘されてしまったら。

たとえば

「また忘れたの?しっかりしてよ」と言われたら

「そうそう、ごめ~ん。そろそろこんなお母さんに慣れてよ~」で終わり。


『ごめん』と謝っている親に対しては、子どもはそれ以上、怒ってこない気がしてます。


ただ一つ注意事項はあります。

「ごめん」という言葉に甘えないようにしましょう。


「ごめん」と言ったからと子どもの言葉を完全スルーしてしまうのは、それはスルーしているのと同じこと。

うるさいと子どもが思っているのなら、次同じような場面になった時

「気をつけてみたけど、まだうるさい?これ以上は小さくできそうにないんだけど」

など、しっかり覚えていること、思いに答えようとしていること、などは伝えてあげましょう。

それと同時に、自分ができること・できないことも伝えましょう。


中学時代、話しかけるなオーラを体全体から出していた息子、今は仲良くしていますが、それでも前話したことを忘れていると

「前言ったのに」

と言われます。『自分が言ったことは覚えていてほしい』というのが子どもの本音。


子どもたちの願いを全部叶える必要はないですが、できるだけやろうとしていることは伝えないと損です。

だってそれだけで子どもたちは、『自分のことを考えてくれている』と思うのですから(言い方が悪いですね・・・)


年長者としての格上感を出しながら、いい距離感で親子関係を継続していきましょう!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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