ほんまの友達とは？

みなさんにとって友達って何ですか？
ちなみに私は大学のころまでは深く考えたことなかったです。

一緒にいて楽しいのが友達、酒飲んで騒いで友達、
偶然サークルで一緒でも友達、友達の友達も友達。

これくらいでした。
一緒にいて楽しければいい。そう思ってた。

でも社会人になってコロナ渦になってから
自分が本当に会いたい人に時間を使うことを知りました。

簡単に言うと友人関係は
どんどん簡素に整理されていった。
その中で自分が本当に大切にしたい友人も明確に分かった。

今でも私が毎日のように連絡を取る親友たちの話をさせてください。


毎日、夜仕事が終わる時間になると
一つのLINEグループが動く。

「グループ通話が開始されました」

その通知を見て、地下鉄から降りた私は
「通話に参加する」ボタンを押す。

大学の学部で偶然出会ったメンツ７人だ。
東京、こないだまでは沖縄のやつもいたし、
関西、名古屋、、と様々。
現代の文明に感謝するしかない距離。
金融も公務員も会社員もサービスマンもいる。


「おつかれ～、ゲームしよ」
「おつかれ、きいて、今日仕事でな～」

お互い言いたいことを聞いてもらう場。
出たいときにその通話に参加して、
疲れ切って誰とも話したくないときは
その通話に別に出なくていい。
定義ってすごく難しいけど、これが「友達」やなぁ。

毎日ダラダラしながら
色んなことをしながら色んな話。
みなさんがこの記事を読んでるとき、
全員女性とか半々とかいろいろ想像したかも。
でも実は、私は7人中、
１人だけの女性。

誰もそんなことを気にしてない。

もうすぐ30になる今まで、本当にこのメンツに
いろんな場面で救われてきた。

新入社員の時に
仕事で嫌なことがあった時も、
それを言ったわけではないのに
励まされて最後には泣くほど笑っていたこともあったし、
恋愛の悩みもあぁでもないこうでもない、と
激論を交わしたこともあった。
一人が病気になるほど仕事がつらかった時も
みんなで力を合わして乗り越えてきた。
昔は楽しいだけの仲間だったけど、今では違う。
いつも遠いのに側にいてくれるようなそんな存在だ。

This is best friends.
君らの結婚式には特等席で泣かせてほしい。
「俺らって親友だよな」とは
誰も言わないけど、みんなそう思ってる。
とっても熱くて、でも個人プレーなこの関係。

私はそれがとてつもなく大事。

性別も、してる仕事も、
住んでる場所もバラバラになった今なのに。
人生は不思議。
今日もそろそろそんな仲間から電話がかかってくる頃。

アラサーの７人の未来に、乾杯。ね。