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パラサイトシングルが同棲してみた〜1ヶ月経過の感想〜

こんにちは。もちもちこです。
ずっと実家暮らしで実家に寄生していた、パラサイトシングルだった私が同棲し始めて1ヶ月。今思うところをつらつらと書いてみます。

背景情報

・お互いに20代後半、大学院卒、社会人4年目
・都内住み、都内勤務(私はほぼ在宅勤務)、お互い日勤
・付き合って2年半くらい
・お互いに残業はほぼ無し、お互いに時々出張がある
・お互いに仕事以外では、基本的にはほぼ家にいる(友達付き合いも多くない)
・外食は週1くらい、基本は自炊
・彼は学生時代から一人暮らし。彼が都内に転職したのに伴い同棲。私は同棲に伴い実家を出た。
・同棲前にお互いの親には挨拶済。結婚を前提に同棲して、同棲から半年でこの先どうするか決める、と伝えている。
・お互いに同じ額を共通口座に入れて、そこから家賃や生活費をやりくりしている。

ぶっちゃけ、同棲して良かった?

迷いや不安はあったけれど、同棲してめちゃめちゃ良かった。
同棲するか迷っている人がいたら、間違いなく同棲をおすすめします!
同棲を激押しする理由は以下5つ。

理由①
好きな人と一緒にいることができて毎日楽しいから
とにかくこれに尽きる。毎日スーパー楽しい。笑
ささやかな幸せを噛み締めながら、生きることができる。
特に隣りに座って一緒にご飯を食べているとき、一緒にティータイムしているとき、隣で読書しているとき。彼がたくさんご飯を食べているのを見るのも好き。寝るときも起きるときも、隣に好きな人がいるってとっても幸せ。
一緒に住んでいないとき、おうちデートだと、あれもやりたい!これもやりたい!となって、意識してダラダラする時間は取っていなかった気がするのだけど、幸せは目の前にあると気づくことができた。

よく同棲についてのネット記事を見ると、「嫌なところが見えて楽しくない」「ずっと一緒にいるのがしんどい」なんてネガティブなことが書いてあるけれど、実際に同棲してみて、辛いことよりも一緒に居られて楽しいことのほうがずっと多いじゃん!と気づくことができた。
楽しさは倍に、辛いことは半分になるとはよく言ったもので、くだらない話で盛り上がれて、仕事で頑張れないときは支えてくれて。同棲って辛いのかな、と思っていたけれど、そんなことなかった。

理由②
親の有り難みがわかるから

毎日家事をしてくれて、育ててくれた親の有難みをひしひしと感じた。本当に、世の中の親はすごい。自分と彼のことをやるのでいっぱいいっぱいなのに、どこに誰かを育てる余裕があるんだ?と思う。子供は自分の思い通りにならないと思うし(特にスケジュール面)、子育てって体力も気力も使うしお金もかかるし大変だよな、と改めて感じた。


実家にお住まいの方、どこかのタイミングで親元を離れることになる人が多いと思うので、今のうちに家族との時間を大切にしてね。一緒にご飯を食べる時間とか、当たり前のように思えてとっても大切な時間。ちなみに、私は今年は月1で実家、祖父母の家に顔を出すようにしたいと思っている(実家も祖父母の家も都内)。

理由③
自由になって、実家から出てもどうにかなるんだ!という自信がついたから

責任は伴うけれど、自分で色々決められることの自由があって、それも楽しい。例えば、今週のごはんを何にするか、冷蔵庫の中の食材と相談して献立の戦略を練るのもよい。炊事、洗濯、掃除など、色々とやらなければならないことがあるけれど、何をしようかな?何を彼に頼もうかな?と頭を巡らすのもよい。家事などやるべきことがあっても、自分自身、前向きに取り組めているからうまくいっているのかもしれない。

理由④
社会のこと/相手のことが色々分かるから

まず、社会のことについて。引っ越しの手続き、インフラの手続き、各種届出の手続きのことなど、実家住まいで分からなかったことを知ることができた。マイナンバーカードを持っていればコンビニで住民票を出力できるとか、公的書類には修正テープを使っちゃいけないとか(今更過ぎる)。これは、同棲してよかったというよりも、実家を出てよかった、ということかもしれない(つまり、一人暮らしで実家を出ていたとしても同じように感じたと思う)。


また、相手のことについて、おうちデートしていただけでは分からなかった、彼のことも知ることができた。例えば、彼の靴下の畳み方が私と違うとか、彼は毎回白飯をおかわりしてとにかくご飯を食べるとか、私はお風呂に入ったらすぐ寝てしまうけど彼はまだ起きていて一緒におやすみと言い合えないとか(笑)、ご飯食べたあと私はすぐ動いてしまうけれど彼はダラダラしてることとか。この辺りは一緒に生活してみないとわからないね。一緒に生活してみて、どうしても許せないことがあるか?は、同棲で見極めるところだと思う(それが同棲の目的だし)。

理由⑤
パートナーや課金したものに頼ること、を意識できるようになったから

まず、パートナーに頼ることについて。
同棲するときに、私が全部家事を引き取ることはしないようにしよう!と心に決めておりまして。それだと都合のいい家政婦さんになっちゃうからね。
私自身、誰かに仕事を振ることがとっても苦手なのだけど、共生しているのだから家事はトレードオフ、と考えるようになった。例えば、ゴミ出しは彼にお願いすることが多いのだけど、休日で彼が起きられないときは私がゴミ出しをする。その代わり、私がするつもりだった昼食づくりをやってもらう、とか。

一緒に生きているのだから、自分一人でひとりでどうにかしようと思わないようにしよう、と意識するようになった。自分で何でもかんでもやってしまうと、相手は自分が頼りないのかな?と思ってしまうと思うし、それで家事をやらなくなってしまうと思うし、お互いのバランスが崩れてしまうと思うから。相手も、バランスの良いお願い事であれば引き受けてくれるし。ちなみに、お願いするときには、「私は〇〇をやるから、△△をお願いしていい?」と交換条件的に(笑)お願いしている。
そしてお互いに、家事をやったら「〇〇やったよ!」と言ったりして、ありがとう、と感謝の言葉は言うようにしているかな。それをルール化しているわけではないけれど、自分から積極的に感謝の言葉を言うようになったら、相手も感謝の言葉を言ってくれることが多くなった気がする。

次に、課金について。
同棲初期費用は飛んだけれど、必要なところにお金を使ってよかったと思っている。時間をお金で買った感じ。特に、コードレス掃除機、食洗機、マットレス!
コードレス掃除機があれば、軽くて手軽に掃除ができる。
食洗機があれば、夕食後の皿洗いをしなくてよい!
1台定価20万のマットレスを買ったけれど、ぐっすり眠れて体の痛みもなく、しっかり休養できる。然るべきところに投資するべきなんだな、と感じた。

家事を毎日やらないからと言って死ぬわけじゃないし。ほどほどに手を抜いたり、相手や物に頼ったりするのが大事だな~と思っている。

以上、同棲を激押しする理由として、以下5つを挙げてみた。
理由①:好きな人と一緒にいることができて毎日楽しいから
理由②:親の有り難みがわかるから
理由③:自由になって、実家から出てもどうにかなるんだ!という自信がついたから
理由④:社会のこと/相手のことが色々分かるから
理由⑤:パートナーや課金したものに頼ること、を意識できるようになったから

こんなに同棲を激押ししているが、マイナスに思ったこともあったので、続きで書いてみようと思う。

同棲してマイナスに思ったこと

マイナス点①:お金が飛んだ
冷蔵庫も洗濯機も買っていないのに、気付いたら同棲初期費用で100万超えてしまっていた。
内訳を簡単に記載してみると…
・賃貸初期費用:50万強
・家具(キッチンボード、ゴミ箱、ダイニングテーブル、ベッドフレーム、マットレス、敷きパッド、カーテン等):50万弱
・家電(オーブンレンジ、コードレス掃除機、食洗機、照明など):約15万
・その他(掃除道具、小物など):数万
(気が向いたら、同棲初期費用の内訳、noteに書いてみようかなと思う)


色々なことにお金がかかりすぎて、金銭感覚が分からなくなる。その結果、普段だったら熟考する数万円の買い物も、必要だからいいか!って衝動買いしてしまうので、要注意。我々はお互いに財布の紐は固いほうだけど、気付いたらすごい出費になっていた。。
あと、照明などはすっかり盲点で、そういやこんなものも必要だったっけ?!となった。普段意識しないところもお金がかかる。

マイナス点②:気を遣う
我々はお互いに共通のカード/個人のカードを作って、共通の買い物は共通のカードで、個人の買い物は個人のカードでしている。そのため、店舗で買い物するときに、個人の買い物と共通の買い物が一緒にできないのが、ちょっと不便かな~と思う。
あと、特に朝起きる時間が違うとき、相手を起こさないか気を遣う。まぁこれは共同生活してたらこんなもんだよね、という感じ。

マイナス点③:彼の洗い方が微妙
彼が手洗いしてくれたはずの食器に油汚れが…!彼自身洗い物が好きじゃない&私が洗い物に汚れが残っているのが嫌なので、それは私がやってる。その代わり、私は洗濯が好きじゃないので、それは彼にやってもらっている。得意なところ、苦手なところはうまく分担してやっていきたい。

マイナス点④:マンネリ化しないか不安
洗濯物を干すとき、畳むときに、下着を見られる。毎日隣で寝ていたら、飽きられないか不安…。日々隣にいてくれることに感謝して、お互いに飽きないようにしたい。

マイナス点⑤:物件をもう少し精査してもよかったかも?
これは同棲してマイナスだったこと、とはちょっと違うかもしれない。
物件があまりなかった&引っ越しまであまり時間がなく、内見したその日に申し込みしてしまったので致し方ないのだけど、具体的には以下の点が微妙だなと思っている。

・2LDKにしなくても良かったかも:同棲したら1人の時間が欲しくなる!と思って、2LDKにしたけれど、意外と同じ部屋で別の作業をすることも多くて、無理に2LDKにしなくてもよかったのかしら?と思ったり。まぁ1LDKに住んでいたら、2LDKが良かった…!と思ったのかもしれない。
・洗面所が狭くてドラム式洗濯機が置けない:これは本当に盲点だった。。住み始めて、機会があればドラム式洗濯機を置きたい!と思っていたけれど、洗面所が狭くてドラム式洗濯機を買えなさそう。。買える商品も限られてしまうので、ドラム式洗濯機が欲しいという方は、内見時に洗面所の広さ、見ておいたほうが良いです。
・壁が薄くて不安:木造アパートなのである程度は仕方ないのだが、隣人が階段を下りている足音も聞こえる。大きな話し声も聞こえるし(さすがに会話の内容は分からないが)、自分たちの音も聞こえているのかな…?と不安になる。騒音関係は本当に住んでみないと分からないね…。

以上、同棲してマイナスに思ったことは以下5点。
マイナス点①:お金が飛んだ
マイナス点②:気を遣う
マイナス点③:彼の洗い方が微妙
マイナス点④:マンネリ化しないか不安
マイナス点⑤:物件をもう少し精査してもよかったかも?

さて、ここまで書いてみて、同棲について考えている人の参考になればと思い、自分自身が同棲前に思っていたこと/今思っていることを書いてみようと思う。

同棲前に悩んでいたことと今思うこと

・同棲前の悩み①:家事できるかな
→今思うこと:どうにかなる!実家暮らしでやる必要がなかったからやっていなかっただけで、やらざるを得ない環境に置かれたら、否応なしに家事をするようになる。

・同棲前の悩み②:業務分担できるかな
→今思うこと:どうにかなる!自分の得意なことは頑張って、苦手なことは相手にお願いしよう。共同生活しているのだから、どちらかが全く動かないのはダメ。ちょっとしたことでも相手にお願いしよう。お願いされたら相手も、自分が必要とされているんだなと思ってくれる。全部自分でやっていたら、都合のいい家政婦さんになってしまう。

・同棲前の悩み③一人の時間がなくて喧嘩しないかな
→今思うこと:どうにかなる!お互い社会人で日中働いていると、一緒にいる時間って平日夜と週末くらいしかなくて、意外と一緒にいられる時間って少ない。喧嘩するほど四六時中一緒にいないから安心して(人にもよると思うけど)。

・同棲前の悩み④:お金困らないかな
→今思うこと:私たちの場合はどうにかなった!けど、ローンを抱えているとか、そもそも貯金をあまりできていないとかだとお金に困ると思う。お互い、自分自身の生活防衛資金を貯めてから同棲するべき。

・同棲前の悩み⑤:お金の使い方とかで喧嘩しないかな
→今思うこと:喧嘩しないように工夫すれば大丈夫!大きな買い物をするときには相談する、相手の立場に立って考える。お互い好きでも所詮他人。ある程度は仕事みたいに、ホウレンソウしてチームで生きていく、って思ったほうが気は楽かもしれない。

ということで、同棲前の悩みを色々と書いてみたが、どうにかなる!というのが結論。もちろん我々の場合はこれでうまくいっているので、今後同棲を考えられている方は、自分たちの場合はどうだろう?と考えてみてほしい。この記事に書いてあること丸ごとパクったら絶対うまくいく、というわけではないです。

今後どうしたい?

まずは目の前の幸せに感謝しつつ、引き続き同棲を楽しみたいと思っている。そして、同棲期限を決めているので、その先を考えなければなと思っている。
今まで本能的な部分でしか感じていなかったのだけど、同棲し始めてから、家庭を持ちたいと思うようになってきたので、その辺りも彼と話してみたいなと思ったり。

同棲を考えている方へのアドバイス

・アドバイス①:期限を決める
期限を決めないと、ずっとこのままが居心地がよくなって、結婚しなくてもよくない?となってしまうと思う。子供を授かりたいと思っている女性にとっては、期限を決めずにダラダラ同棲するのはデメリットだと思う。なし崩し的に同棲するのではなくて、いつまでに結婚するか判断するのを決める、としておいたほうが良い。

・アドバイス②:親に挨拶する
同棲前にお互いの親に挨拶しておけば、親公認の関係になるし、親も安心してくれる。彼は、私の親の前で、結婚を前提に同棲したいと思っています、と言ってくれました。親もいつ頃までに結婚するのかとか気にかけてくれるし。実際、彼のお母様は、私の年齢もあるのでダラダラ同棲するのは良くない、と彼に言ってくれているらしい。ありがたい…

・アドバイス③:役割分担する
これは同棲してからなんとなく決めることで問題ないと思うけど、共働きでどちらかが家事を全部やって、どちらかは何もしない、というのは違うかなと思う。相手に積極的に頼もう!という気持ちが大事かなと思う。

・アドバイス④:お金の使い方を決める
お金の使い方、超大事!ちなみに私たちは、同棲前に経営会議をして、同棲の予算とか生活費の予算とか決めておいた。金銭感覚が違うと生きていくのしんどいのでね。。

・アドバイス⑤:察してほしいは甘え、言葉にする、話し合いする
相手に直してほしいことがあったら、言葉にして伝えよう。察してほしいは甘えだし、察しなければ意思疎通できないってどうなんだろう?と思う。嫌なことがあったら話し合いをしよう。そこで話し合いをしようとしなくて逃げるようなら、そこまで本気で相手に向き合っていないということだと思う。

・アドバイス⑥:手を抜く、完璧にしない
ちょっとくらい埃が落ちていたって生きていける、ご飯を作る余裕がないときはコンビニで買ったりUBER Eatsしたりすればよい。全部自分で頑張らなくてもどうにかなる!ちょっとずつ頑張ろう。

ということで、長くなってしまいましたが、同棲1か月経過の感想でした。
今後同棲を考えている人、同棲で悩んでいる人の助けになれば幸いです。
スキ、コメントなどお待ちしております。

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