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わが家の産後クライシス 〜POSIWILL CAREER体験談〜

こんにちは。1歳子持ちの社畜ワーママ、mochikoです。

今回は育休中のポジキャリ受講で、産後クライシスの回避にまで効果があったので書いていこうと思います。

私は普段あまり取り乱すことのない、比較的温和で合理的なタイプです。
(ケンカもしないし、恋人と別れる時も超ドライw)
それでも子供が生まれて感情的になることが増えました。


■悩み・もやもや

・平日ワンオペで家事育児、全部やってたけど心に余裕がない。

・ママばかり我慢すること多くない?働き方も、子供に関して勉強するのも、用意もお膳立ては全部ママ。

・夫の平日の家事はゴミ捨てだけ。育児もなし。それも終電続きで忙しいとだんだん手抜き→忘れる→そこから全くしなくなる→何度もありすぎて注意する→2週間は頑張るけどまた忙しくなる→(無限ループ)
一人暮らしならやるでしょう?家事1つだけやぞ?🔥

・今までなかったのに、夫にとにかくイライラする。好きなだけ残業して変わってないのもムカつく。性に合わない部署異動で休日はヘロヘロ。
1日ほぼ寝てる日もある。
定年までその働き方って、本当にやりたい仕事?
さらに役職上がると土日もないけど体力大丈夫?子育て関われる?
(え…というかその間の家事育児、すべて私なの…?)

・とはいえ、(育休中は)専業主婦と同じなんだから家事育児はすべてやらなきゃ。旦那に家事やらせるなんて悪いな。

育休なんて、ただの家事育児?毎日がお休みで楽しそう〜♪いいなぁ〜と思ってた産前の自分をなぐりたい。休暇じゃねえ休業だ!

・なんでルンバや食洗機、ドラム式洗濯機、ネットスーパーまでフルで使って疲れてるんだ?親世代はもっと不便で子供3人当たり前だし。
私が怠けてるのかなあ?でも限界だ!!復帰したら死ぬ💀


■これって産後クライシス!?

私の産後クライシスは子が1歳ごろに発症しました。ちょうど子供の活動時間が増え、3食(離乳食)+おやつ2回を食べるようになった頃です。

ポジキャリ受講の際、夫のこういうことに困ってて、という話を伝えるため整理していくうちに「産後クライシス」という言葉を発見。

このイライラに名前がついてること自体知らなくて、すごく納得!!

そしてこの時期、周りでも離婚の危機はよく聞きました。独身の頃はなんでだろー、と思ってたのが、実際子育てしてみると共感しかありません。

いっときはムカつきすぎて、「このまま玄関にチェーンかけて入れないようにしてやろうか?!」と思うくらい追い詰められていましたw

簡単にいうと、産後の女性ホルモンと関係があるそう。安心して!!大体みんな、なるよ!!

とにかく育児は思った以上に大変で、24h×365日休む暇がない。非常に理不尽なもの。特に片方がいないワンオペが辛すぎる。

無理して全部真面目にやってたらマジでアカン。
というか、手を抜いてもキッツイ!!!!

ネガティブなことばかり書くと地獄に見えがちだけど、当然楽しさもあります!「はじめてのおつかい」の見え方も異常に深まるし、もう息子LOVE😍
やってみないと、この感情は経験できない!

みんな子供産んだほうがいい!って話でもないです。幸せは人それぞれ〜✨
不思議とわが子が一番かわいく見える🥺

■ポジキャリを通してハッとしたこと

ここでもやはり言語化が役に立ちました。
超能力者でもない限り、伝え合わないと分からない。

特に「夫の自分ごと化・人を頼ること」
これが大切でした。

それまではとにかくママの善意で努力!工夫!根性でカバー!!
子供のことはとにかくママ、が当たり前な風潮だし、そうしないと!と思っていました。

そして気づいたら私が全部を取り仕切るワンマン社長になっていました。
(だって夫が調べもしないし楽観的で危なっかしいんだもの…)

でも、それで抱え込むのは悪手。もっと夫を頼ればどんどん上達してく!

人を頼るのも同様で、もっとファミサポや一時保育に行かせていれば、心が休まったはず!ケチってはダメ!

過去には怒りが大炎上🔥して、ズケズケ傷付けることまで言っていたのですがこれも、疲れきってるのが原因。

爆発中は、自分の中の防衛本能が暴走して悪さをしてるそう
裁判官・犠牲者・仕切り屋など、いろんな形のワルが私になり変わって「こいつダメ男すぎる!!離婚したい!!」と性急に判決出したり、火に油注いでくるそうな。
👿「別に夫なんていなくても家事育児回るし、むしろ家事の量減って楽じゃね?むしろいらない!!!捨てちまえ!!」

まさに悪魔の囁きになるわけです。

■いざ話し合い

やっている家事をすべて書き出しての家族会議。その際よかったのが、夫にどうしたらいいか考えて発案してもらうこと。すると意外にいいアイデアが出たり、もっとここを頑張る!と言ってくれるようになりました。ここはこうだからこうして!と指示ばかりしてたらやる気を削いでたんですね…反省しました。

・自分のことは自分で決めてもらいました。決めた通りにできない日も多いですが、前より家事育児の参加率が増えました。
なにより、主体性を感じられてとても嬉しかった!

・また、無理してたくさんやろうせず、1つの家事を完璧にしてほしいと伝えました。ex.ゴミ出し担当なら必ず毎日出す!出さない日を作らない。(なぜならその尻拭いは私!)
彼的には8割いけてればまあいいだろう、あ、ゴミ出し忘れた。まあ次でいっか。の感覚らしい。(ゴミ山ができても気にしないタイプ😱)

・また、夫が「男が稼がないといけないから、キツイ仕事も無理して家族のために頑張らないといけない!」と思い込んでいることを知りました。専業主婦家庭育ちだから、ロールモデルが自然とそうだったみたい。

・私は逆に働く方が性に合ってることが分かり、お互いバランスを見直したい、という結論になりました。

夫=仕事、育児増
私=育児減、仕事

■参考書

例のごとく、ピッタリな参考書をおすすめしてくれるりかさん。

特にささったのは、下記の通り。

  • パートナーの魅力が不満に変わる時。惚れたところはコインの裏表。優しい⇆優柔不断、頼りになる⇆ワンマン。

  • 夫婦は似たもの同士。心理的成熟度が似てるもの同士カップルになりやすい。(自尊心の問題は別で、自己愛×自己卑下の場合も)

  • 人を頼るのは弱いことだ。と強く信じる人は適切に依存できない。人に自ら近付いていけない。「自分のことは自分でやれば?」と思いがち。

  • 夫婦でもギブ&テイクになってるか、が大事。どちらかがのしかかってないか?

分かりみが深いです。
特に私の場合は、専業主婦は家事育児を100%するもの、という思い込みが強かったです。テイカーだからギブしなくては。
でもやるべきなのに、身体的な疲労が限界突破している。もうどうしたらいいの!?🔥と言語化できないイライラが溜まっていました。

専業主婦(夫)だろうとキャパ以上の家事育児をやろうとしたり、自己犠牲しすぎてはバランスが崩れるんだなと気づきました。
(ママもパパも休憩大事!)


以降も小爆発することはありましたが、大炎上🔥はせずに済んでいます。

すでに言語化してあるから、そういうときは自分がキャパを超えていると夫婦共に理解。余計な人格否定のような煽り文句を言ったりすることもなく、私は整体に行くなど、疲れを取って落ち着けるようになりました。😌

自分も気づいていない自分の性格(なんでも背負い込むタイプ)を知り、
その重たい荷物を一個一個荷解きしてもらうのにポジキャリは最適だなーと思った話でした。

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