こんなこと。
いつまでこんなこと、続けてるんだろう。
朝、ベッドから体を起こし
支度をするまでに時間があると
思わず、浮かんでくる、憂鬱の種。
こんなこと、って?
こんなことじゃないこと、って?
私はどうあることを、望んでいる?
自分を問いただしたところで
私の中に具体的な答えはない。
もっとハッピーな気持ちで朝を迎えて、
今日もやってやるぞ!って思えて、
もっとフレッシュで、もっと輝いてて、
もっと、もっと、、、。
中身のない人間だ、まったく。
外見や仕事や生活水準、
他人のそんなところを見ては
こうだったら、と思うけれど
ほんとにそれが
私の思いを寄せる幸せ?
分からない、
そうだ、と強く言う勇気も
違うと言えるだけの充実感も
持ち合わせていないのだから。
だけど
たまに沸き起こるあの目覚めの疑問を
戯言だ、と切り捨ててもいいものだろうか。
自分の考えていることを
自分でよく分かってない質だってのは
昔から知っていたこと。
その霧の中を突き破って出てきた
「なんとなく」の思いには
やっぱり「何か」あるだろう。
そうしてまた今日を過ごして
何となく生きる意味を見つけて
ただ死なないために生きて
時折、目覚めにあの疑問を受信する
自分を攻め立てる何かを
心の奥底で育てあげながら
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