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【副業】ドリルを売るには穴を売れを読んで

最近週2~3冊の本を読むようにしています。

子育ての本や投資の本、自己啓発の本、などメインに読みますが最近読んだ本の中でも一番有益であった本の紹介をしていきます。

ドリルを売るには穴を売れ

知っている方もいるかと思いますが、【ドリルを売るには穴を売れ】というマーケティングの本になります。

そもそもこの本はブログで有名な方が紹介していたので興味を持ったのがきっかけで読んでいくととても勉強になり、noteでも今の仕事でも、副業・物販でも役に立つと思い紹介させていただきます。


この本のターゲットユーザー

この本にはマーケティングのことが書かれていますが、マーケティングというと特別な部署の人にしか必要ないかと思いますが、そんなことではありません。


・営業をしている人

・モノづくりをしている人

・システム・情報を発信している人

・店舗経営している人

などなどお客様に何かを提供している人がこの本のターゲットユーザーであり是非読んでいただきたい本であることがわかりました。

マーケティングの根源

マーケティングの根源についてこの本にはわかりやすく記載あります。
根源は4つ。

1.ベネフィット
2.ターゲットとセグメンテーション
3.差別化
4.4P

少しずつ簡単に説明していきます。

ベネフィット

ベネフィットとは、価値のことです。


お客様に価値を提供することで対価をもらう事が商売。

そう考えると、価値=欲求

価値を提供するには、人間の欲求を知ること、
訴えかけることで商売になるということです。

欲求には3つの種類があります。

自己欲求  = 自分への欲
社会的欲求 = 人の為の欲、見栄などの欲
生存欲求  = 生きるための欲

提供する価値をこの欲のどれに当たるのか、
どれに訴えかけるのかを理解する必要が重要になります。


ターゲットとセグメンテーション

ターゲットを決めるにはセグメンテーション、分別をすることが重要ということです。

セグメンテーションには、性別、地域、年齢などが一般的ですがこれだと大きく分別されすぎですのでより細かく分別するほうがよい。

そこでベネフィットとかけ合わせる、欲求とかけ合わせたほうなより効果的にターゲットを絞りこめるというわけです。

差別化

差別化 = 提供する価値の競合との差

差別化とは他社との差であり、提供する価値の差の事です。

その差をつけるためには3つのポイントがあります。

①手軽軸

→早い、安い などの価値
 例 ファーストフード店

②商品軸

→ブランド力、品質による価値
 例 高級料理店

③密着軸

→お客様に密着したサービスによる価値
 例 なじみの居酒屋

この3つのポイントでの差別化があり、全てを含んだ差別化はできない。
料理屋でたとえるとよくわかります。
手軽軸:ファーストフード店では商品軸のような高級食材を使うと価格が合わなくなり、
手軽軸:ファーストフードで密着軸のようなお客様ごとのサービスを展開する為、手軽感は出せないしお客様は求めていない。
また商品軸:高級料理店では密着軸:なじみの居酒屋のような個々のサービスは展開できないし価格が高騰してしまい合わせることはできない。

このように3つの差別化ポイントを1つに絞り提供する必要がある。

但し、1つに絞ったからと言って他2つを疎かにしてはいけない。

・ファーストフード店でも、
 料理がおいしくなければ売れない。

・高級料理店でもサービスが悪いと
 お客様はリピートしない。

・なじみの居酒屋でも価格が高いと売れない

このように1つに特化するだけではいけないので1点を強く、他2点も万遍なくが必要になる。

4P

4Pは以下の言葉から来ている。
・prodact 物、サービス
・promotion 販促、広告
・place 販路
・price 価格

prodactは、物サービスだがどのような価値を提供できるかということに言い変えられる、

promotionは販促、広告ですが、広告によって欲求に訴えかけて価値を提供。販促はサンプルで実際に使ってもらったり、クーポン、割引などのことです。

placeは販路でターゲットユーザーによって使い分ける必要がある。
若者向けならネットのようなこと。

priceは価格で、単純な値付けではなく、お客様にとっての価値を対価としていただくことである。

この4Pの一貫性、さらに差別化と4Pの一貫性によりお客様への価値の理解がされやすくなり購買意欲も高くなるということになります。

完璧なマーケティングとは

本書ではいままでのマーケティングの解説を細かく、ストーリー仕立てになって書記されています。
ストーリー部門だけ見てもとても読みやすく勉強になりました。

本書では最高のマーケティングとして、
ディズニーを例にあげています。

ベネフィットは、
「夢の様な時間」を提供
楽しい時間と素晴らしい思い出の提供

そのために、ゴミの無いパーク、完璧なサービス、
お客様を不満にさせない心遣い、楽しい乗り物を提供することをしています。

ターゲットは、
家族
これはみんなで過ごせる楽しい時間の提供する

差別化は、
商品軸で全てがハイクオリティ

4P
商品はディズニー
広告はイベント時の最高のタイミングでのCM
販路はパークそのものとサービス
価格はチケット代

ディズニーの売上の割合は、
チケット 44%
お土産  34%
飲食   22%

ディズニーはなにが凄いかというと対価を受け取る仕組みが完璧であることです。
ディズニーは平均8時間以上滞在する記録があります。8時間滞在するにはパーク内でのサービスを完璧にしお客様に満足してもらう必要があります。

・アトラクションの待ちを少なくするために
 ファストパスを設営
・長時間の滞在のために飲食店を多く出店
・掃除をする人にも遊び心を追加
・楽しかった思い出をお土産をみると思い出す
 ようなクオリティにする

様々な工夫が施してあります。
これらが完璧なためにお客様も満足して対価を支払い更にリピートしてくれるというわけです。

ディズニーはいままでは単なるテーマパークという印象でしたがマーケティングの目線から見るととても勉強になり別視点で見に行きたくなります。

まとめ

今回の【ドリルを売るには穴を売れ】を読んで現在の仕事でもせどりや、なにかを販売するとき、noteを書くときにでもマーケティングを考えながら創る事が重要と感じました。

お客様あっての商売になるため今後もマーケティングを考えながら心がけて創作活動を行って行こうと思いました。

以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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