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どうして僕はフリーランスになったのか

この物語は、最推しコンテンツを失ったオタクが立ち上がった時のお話です。

初めて経験する解散

2018年6月15日、ファンクラブから突然の解散宣言メールが。
職場のトイレでうずくまっていた記憶がある。

今まで自分が推していたコンテンツが無くなるという経験が全くなかったのでどういう顔をすればいいかわからなかった。笑えもしないわ。

解散するのは翌年の2019年だからまだ時間あるじゃんwって思われがちですが、期日が決まると人は焦るものでして。1年はあっという間でしたね。他にもいろいろ環境トラブルはあったので尚更。

終始泣きすぎたファイナルライブ

2019年3月8日金曜日。

そりゃあ泣きますよね。
セットリスト1つ1つに10分以上語れる自信アリ。

翌日にアイドルマスターシャイニーカラーズのライブがありましたが
燃え尽きたオタクにはメンタルがキツすぎるのでチケットは別の人に譲りました。

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物販が一瞬で完売したのはいい思い出です(何も買えなかった)
ありがとう事後物販。

推しがソロ活動したから俺もソロ活動する

長々とすみません、ここからが本番です。

グループ自体は解散しましたが、みんな声優なので個人でもめちゃくちゃ頑張っています。SMAPみたいな感じです。

さらに解散を気に各々でTwitterやInstagramなどSNSを使うようになり
個人としての情報発信をする場がものすごく増えてきました。

「グループは解散しても個人ではしっかり活動している」

元々そういう職種なので当たり前ではありますが、なぜか自分はふと思ってしまったのです。

「俺、会社やめたら個人で生きていけるのかな」

声優だけでなく、表に出る人たちは「自分」を売り出しています。
フリーになってもファンはついてくれたり、今までの評価もわかりやすいので仕事をもらうことだって難しいけどできます。

一方、自分はただのSESエンジニア。
あくまで相手の仕事の手伝いをするので評価は相手にしか伝わらず、ファンがつくわけでもありません。

正社員やSESが悪ではないが、もしこのまま誰かの元で働き続けて、微妙なお給料のまま30代を迎えるのとどうなってしまうのか、、、なんて考えていたら物凄く恐怖を覚えたのです。

こうして、個人で生きる選択=独立を考えるようになりました。

元々フリーランスには興味はありましたが、コミュ障が仕事取れるわけないやろ〜wって感じで諦めてはいまして。

そんな僕が推しのおかげでスイッチが入り、とんでもなく重い一歩を踏み出すことができたのです。

誰かを幸せにするためには自分から

Wake Up, Girls!の劇中にこんなセリフがあります。

誰かを幸せにするということ
それには三つのタイプがあると思う

世の中の多くの人を幸せに出来る人
自分の周りの身近な人を幸せに出来る人
それと、自分を幸せに出来る人

幸せについて、もうひとつわかったことがある。

それは、自分が幸せじゃなければ
誰も幸せに出来ないってこと

だから今の私ならもしかしたら誰かを
幸せに出来るんじゃないかなっておもう」

彼女でも友達でも親でも、誰かを幸せにするにはまずは自分から。
自分が幸せになって初めて誰かを幸せにできるということを教えてくれました。

「自分が幸せであるべき姿」を考え、自分の人生設計を見直した上で選択した一つが独立であったわけで、中には正社員のままでもいい人だっているし幸せの定義は様々です。

内容はどうであれ、自分が幸せになれるゴールを見つけて走っていけば
自ずと幸せのバトンが繋がるのかな〜っと思います。

ここまで自分を見つめ直す機会を与えてくれたWake Up, Girls!に感謝。

最後に推しのInstagramを載せますのでフォローしてください。


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