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クリエイターがより輝ける世界へ。Gaudiyに転職しました。

はじめまして、星野(@mochigenmai)です。
この度、新卒から約2年間お世話になったdelyから、Gaudiyに転職しました。

Gaudiyには2021年の11月から副業として関わり、2022年2月からのお試し入社を経て、2022年3月に正式入社をしました。

このnoteでは、転職のきっかけになった「クリエイターエコノミー」について感じたことをベースに、どのような思いでGaudiyに転職したのかを、delyで経験したことを交えながら振り返りたいと思います。

delyでのクリエイターエコノミーとの出会い

クリエイターエコノミーという世界を知るきっかけは、2021年の2月にdelyのCXO坪田さん ( @tsubotax ) からクラシルショート立ち上げメンバーに誘ってもらったことです。

クラシルショートは、ユーザーがクラシルアプリ内で食に関わるショート動画や写真を投稿することで、レシピやアイディアを発信できるサービスです。(ここでクラシルショートに投稿してくれるクリエイターさんと関わったことで、クリエイターエコノミーについて考えるようになります。)

クラシルショート、はじまります!」から引用

クラシルショートについては坪田さんのnoteで立ち上げの裏話が見れるので興味がある方は見てみてください!

delyではデータアナリストを主軸としていたので、新規サービスのKPIを決めることやデータをどう取得するかなどの設計ができることに魅力を感じ、メンバーになることにしました。

データアナリストとして新規サービスの立ち上げに関わることができて、すごくいい経験になりました。これができたのも、大竹さん ( @masatootake ) が「TechCrunch CTO Night 2017」で話されているように、delyがクラシルのリリース初期からデータ分析を意思決定に利用していたからだと思います。

クリエイターエコノミーの魅力への気づき

クラシルショートがリリースされるまでは、ジョインの理由でもあるKPIの定義や、KPIとなるデータをどのように取得するかなどの設計をメインに行っていました。

そしてリリース後は、KPIをモニタリングできる環境の構築や、投稿されたショート動画で人気のコンテンツの分析を行ったりしていました。

また同時に、クリエイターさんとの交流イベントやインタビューを通してそれぞれのバックグラウンドやコンテンツへの思いに触れる中で、クリエイターさんがもっと輝ける、報われる世界をつくりたいという気持ちが強くなりました。

特に印象に残っているのは、クリエイターさんとの交流会で、人気のコンテンツを分析した結果をシェアしたときのことです。そこでは、タップされやすいサムネイルの特徴や動画のつかみの作り方などをシェアしたのですが、それを実践してくれたクリエイターさんが、実際に動画のタップ率や再生数を伸ばして、アプリ内コンテストでも入賞したことがありました。それがとても嬉しくて、もっとクリエイターさんのためになるようなことをしたいと思うようになりました。

ファンエコノミーとGaudiyとの出会い

そんな中、ある記事をきっかけに、クリエイターさんがもっと輝ける、報われる世界をつくるためには、ファン活動を活性化させる必要があると考えるようになりました。

その記事が、@_judyknows さんが書いた「BTS and the Future of the Fan Economy」です。BTSが数々の偉業を成し遂げている背景にある、ファンエコノミーの存在について知りました。

@miyamoto164 さんが翻訳してくださっているので、こちらでもいいのでぜひみてみてください。

また、YouTubeではクリエイターから認定されたファンが作成する切り抜き動画によって、クリエイターと切り抜き動画を作成したファンの双方に収益が分配される仕組みがあります。このような仕組みがあれば、ファン活動を通じて、クリエイターがもっと輝いて報われる世界がつくれるようになると考えていました。

そのタイミングで先輩から「Gaudiy っていう会社おもしろそうだよ」という話を聞き、そこで初めてファンエコノミーの構築によってIPホルダー(クリエイター)を支援している会社があることを知りました。

代表石川さん(@yuya_gaudiy)のnoteを読んでみたら、自分が考えていたことと類似したことが書かれてあり、すぐにカジュアル面談に応募しました。

このタイミングでは、実はデータアナリストのポジションは公開されていなかったのですが、ちょうど募集を開始するところだったと人事の山本さん(@hanahanayaman)から話を聞き、2021年11月からお試し副業を開始することになります。

ファンエコノミーにおける公式ファンコミュニティの重要性

Gaudiyで副業を始めてから、実際のプロダクトを触ったり、ユーザーの声を感じたりすることで、公式コミュニティの重要性を改めて感じました。

というのも、ファンエコノミーではクリエイターとファンとの繋がり、ファン同士の繋がりといった人間関係をコミュニティを通して構築し、そこで長い間活動してもらうことが重要です。

しかし、非公式のコミュニティ(ファンが作ったコミュニティ)だと、歴の長い既存ファンが作ったコミュニティに、新規ファンが参加するのを躊躇してしまうことがあります。これは、これからファンとの繋がりを作って、長い間ファン活動を行ってくれるかもしれない新規ファンを逃してしまうことにつながります。

それに対して、公式がコミュニティを運営することで、新規ファンのコミュニティへの参加ハードルを下げることができます。また、公式からファンに対してインセンティブを付与することで、よりつよい人間関係が構築され、長い間活動してもらう動機付けにもなります。

Gaudiyが提供するような公式コミュニティで、ファン活動に対してNFTやファントークンを発行することで、YouTubeの切り抜き動画のようにファン活動によってクリエイターとファンに収益が分配されるような仕組みも実現できると思い、Gaudiyに入社することを決めました。

Gaudiyでやってきたこととこれから

GaudiyではTech Blogでも紹介しているように、データ分析チームの立ち上げを行っています。

データ分析チームでは、コミュニティで人間関係が構築されるきっかけや過程を分析し、ファンエコノミーを促進させることを目指しています。

現状、データパイプラインを整えたり、プロダクト開発をDAO的に進めるためにイシューツリーやKPIツリーを作ったりと、足元を整えることしかできていません。

データ分析チームの目標は高いところにあるので、たまに進捗が感じられず落ち込みそうにもなりますが、データへの意識をしっかりと社内に根付かせるためには重要なことなので、焦らず一歩一歩目標に向かっていきます。

最後になりますが、将来メタバース空間でクリエイターの国のようなものができ、その中でファンがファン活動を行うことで生計を立てられるようになるのかもといった妄想を膨らませながら楽しく働いています。

そんな近未来を夢みながら、一緒にはたらいてくれるメンバーを募集しているので、ぜひ気軽にお話ししましょう!

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