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あの日、中島美嘉は輝いていた 1

2018年2月19日の月曜日。

私にとっても記念すべきコンサート。
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中島美嘉
MIKA NAKASHIMA FULL COURSE TOUR 2017
 ~YOU WON'T LOSE~
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私の会社が手掛けた「ダイヤモンドマイクロフォン」がこのツアーで採用された。

日本最高峰のアーティストの舞台で、しかも彼女に一番近い「表現の入り口」で仕事をさせていただいたことを誇りに思う。

 

美嘉ちゃんに初めて会ったのは、2017年10月9日 月曜日。
都内の某スタジオに3種類のダイヤモンドマイクを持参した。

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初めて会った彼女は、普段着でも有名アーティストのオーラが輝いていた。

 

「こちらマイクの人。望月さんね。」

お、おい・・・そんな「お歳暮のハムの人」みたいな紹介ありかよー(笑)。

 「あっ、バンマスのお友達ですね。中島美嘉です。」

イメージしていたよりも華奢で、親しみのある笑顔とフランクな会話で初対面の私にも丁寧に接してくれた。

 高校の同級生であり、かつてのバンドメイトだった「 河野 伸 」から、彼女に直接伝えてもらったことがきっかけだった。

 河野 伸は、今や説明するまでもない「超有名アレンジャー&キーボーディスト」。

美嘉ちゃんのデビュー時からバンマスとして彼女をサポートしているのだ。彼がいなければ、この企画は絶対に実現しなかった。 

「凄い ! こんな繊細な輝きは見たことがないです ! 」
美嘉ちゃんはスタジオでも凄く気に入ってくれた様子。

中国公演用のセットリストではあったが、リハーサルを全編通して間近で見せて頂いた。

心配していたサウンドチェックも、エンジニアの方の協力もあってスムースにいったのだ。

本ツアーは2017年11月2日 広島を皮切りにスタート。
当初は彼女のヒット曲「花束」をイメージしたマイクデザインを提案し、それが採用された。 


2,599石、21.6カラットの「ハイジュエリー」にも勝るとも劣らないスペック。

 残念ながら、このマイクを使用した模様は収録されていないので、ステージ上でどんな輝きを放ったかは関係者のお話だけで想像するしかない。

 「お客様はどう思ったんだろう。美嘉ちゃんは満足してくれてるのかな。」

各地で行われているコンサートの様子を想像しては、嬉しく思ったり、心配したり。

何しろ、自分が開発した世界唯一の " グリルが煌めくマイクロフォン " を、あの「中島美嘉」が使ってくれているのだ。


あの日、中島美嘉は輝いていた 2
に続く

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