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主婦は見た〜信金にて青年、確保の瞬間〜

あ、、、ありのまま 起こった事を話すぜ!(古い)

甥の祝いに新券に交換してもらおうと立ち寄った地元の信用金庫。明るめの曇りの日で、時刻は午前10時前。店内はお客さんがまばらで、のんびりした空気でした。新券交換の依頼をさせてもらい、待つ間ふとガラス張りの大窓の外を見るとちょうど警官がスクーターに乗って到着。1歳の次男を抱っこ紐で抱っこしていたので、「ほーらお巡りさんや!」と見せていました。

おもむろに信金内に入る警官、「あのー、こちらから通報があったんですが」

その場には「?」が支配。  つーほー?  

すると、わたしのとなりのソーシャルディスタンスの空き椅子の、さらにとなりの椅子に座る青年が該当者らしく警官に合図。

「確保」

インカムマイクみたいなんに話す警官。


えっ?!

確保言うたで?!



警官「ちょっと外行きましょうか」

青年「いや、いけないっすわもう、、、」

わたし(なんでや?!なにが??外行ったらええがな!)

わたしは新券交換が準備できたと呼ばれ窓口へ。

わたし「何があったんですかね?!こわい」ヒソヒソ

窓口のわかい女性行員「さあ、わたしたちもわからなくて。すみません」ヒソヒソ

わたしは心臓ばくばくでそそくさと外へ。

(あれ、、犯人逮捕の瞬間やんな?)

青年は、20そこそこくらいの年齢に見えました。黒いウレタンマスクをしていて、服装もオシャレそうな、普通の大学生みたいな容姿でした。ハンコ一本を持って、挙動不審な様子でした。

(「出し子」やろか?、)

まったくの推測ですが、オレオレ詐欺の一味、出金担当だったんじゃないでしょうか。出し子、と呼ばれますよね。

落ち着こうと信金を出て、そのまま抱っこ紐の次男と散歩することに。遠ざかりながら振り返ると、警官だけが外に出てきているのが見えました。スクーターだし1人で来てるし、犯人逮捕したなら移送にパトカーいると思うんですが、とりあえずその車体はなく。そもそも、犯人が逃走したりしないんでしょうか。いや、自首なのか、自分で通報したと言っていたな。。

待てば信金にパトカーが来たのかもしれないけれど、そこまでは確認していません。

ショックだったのが、犯人がいる空間に抱っこ紐で次男を連れて居合わせてしまったこと。万一、もっと犯罪を重ねるような犯人で、人質にでもするか、と狙われるなら動きづらいわたしが餌食になったのでは?そうすれば次男を守れなかっただろう。とか、恐ろしくてショックでした。今回はそんなようすは無かったからこそ、警察官も単身単車で来たんでしょうが、守ってもらえそうにはなかった。

このことを家族に話して、、、怖かったね、と。本当に、怖かった。

家族の見解としてはやっぱりオレオレ詐欺ちゃうか、、と。そして、犯人らしき青年が外に行き渋ったのは、見張り役に見られたくなかったからでは?と。成る程。ぞっとします。良心の呵責に耐えかねてなのか、それともうまく出金できず観念したのか、通報にいたり、そして警察に匿ってもらう判断に至ったのでは、、と。あの青年は、いったん関わりをもったために今後は暴力団に怯えて過ごさねばならなくなったということですよね。。。(信金に警官が来た時点でしくじったとわかりますけども)怯えている様子でした。

とても恐ろしく、暗い気持ちになりました。いや、まったくの誤解だったりするかもしれませんが。あの青年はどうなるのでしょう。そしてこどもを連れて金融機関はなるべく行かないでおこうと、思いました。

人に話して気持ちを発散させています。



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