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私はリテラシー低い女

虎に翼、私も大学時代すこし法律いいなと思った。すぐ挫折したけど。行政書士の授業全く出来なかった。文系で文章読むの得意と思ってたのに全く出来なかった。
なんでいいなと思ったかは、やっぱり女としての自分の力になるとか思ってた。不利益をこうむりやすい「女」、弱者である私、それを思ってた。ほんとまったく出来なかったですが。


親になるまで、自分のこととして「女は弱い立場」と思ったことがなかった。おむつかえする義兄にびっくりしてた。こどもできるまでは私自身が、こどもが理由でやすむ同僚に(嫉妬もあって)いまの言葉でいう「子持ち様」、って思ってた、かも。私、女だけど、こども産むまで特にリテラシーひくい民だったと思う。知らない、考えもしない。周産期の教育をされていないなら、こどもに振り回された経験がないなら、リテラシーに男女差ないと思う。さらにいまはそんなことない、とも言えない。いちばんしんどい周産期は終わったから、もうまた忘れて私のリテラシー下がってるんじゃないか。

「無痛おねだり」の言葉の問題があって、じゃあどんなふうに答えたら嬉しかったのかと思うと、「不安だよね、こわいよね、旦那さんやささえてくれるひとたちとたくさん話し合って解消していこう!ひとりでかかえこまないでね」❤️とかかなあ。っかーこんなことイケメン俳優が言ったら凄そう。言える人いまは多いのかなー。
批判のあとからなら、なんとでも言える。

経験あるからわかる!なら寄り添っていける。 でも、わかる!も間違ってるかもしれないし、ひとのことはわからない!のがほんとのところ。何が炎上するか、わからない。

女に生まれて良かったと思ってるけど不利益をこうむったと(そんなに)思わず生きていけてるのは先人のおかげ。女性自身、そしてリテラシー高い男性のおかげ。かな。きっと。そして医療の進歩、情報化の進歩。

リテラシー低い民と自覚して、進歩を邪魔せず、私も生きていこう。

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