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バズりは作れる。Snow Manファンの努力が凄い。

2020年1月22日にデビューしたジャニーズの9人組アイドルグループ「Snow Man」

12月15日、Snow Manの2ndシングル『KISSIN' MY LIPS/Stories』がオリコン集計でミリオンを達成しました。
これでデビューシングル『D.D./Imitation Rain』(同時デビューのSixTONES楽曲との両A面)に続き、2作連続のミリオン達成となりました。
さらに、メンバーの渡辺翔太さんが単独表紙を飾った「anan」は初の発売前重版、目黒蓮さんが表紙を飾った「FINEBOYS」は予約が殺到し販売サイトのサーバーがダウン。
12月23日に公開された、2021年1月20日発売予定の3rdシングル『Grandeur(読み:ぐらんどーる)』のミュージックビデオは、公開から3日で350万回再生を突破しました!
※2020年12月26日18時30分時点

なぜSnow Manはこんなに【バズっている】のでしょうか。
その裏には、ファンの草の根活動や、数字に対する執着があるように見えます。
そこで【バズりは作れる。】をキーワードに、Snow Manファンの力を紹介しようと思います!

■バズりは作れる①:数字へのこだわりが凄い

CDや雑誌のセールスは勿論、Twitterのトレンドランキング、YouTubeの急上昇ランキング、チャンネル登録者数など、ファンが常に上を目指している姿勢が伺えます。
ランキング上位に居続ける、トレンド入りすることで「Snow Manっていつもいるな」「人気なのかな」と思わせるのです。
先日のMV公開時はTwitterトレンド世界1位2位に輝き、ファンの団結力がみられました。

■バズりは作れる②:草の根活動が凄い

billboard JAPANでは、下記の項目を対象に集計をし、ランキングを発表しています。
・アーティスト名+曲名でのツイート
・ラジオリクエスト
・CDを購入(できれば1か月前くらいに予約しよう)
・公式のYouTubeを見る
・CDは買ったらPCなどに取り込みをする
・カラオケで歌う

CDを買おう、できれば予約しよう、はどの界隈のオタクも意識しているとは思いますが、ツイートやPCへの取り込みもランキングに反映されるって知っていましたか?
Snow Manのファンは、ファン同士でこれらの実践を呼びかけているのです……!

長年ジャニーズ事務所やアニメ、ゲーム界隈のファンをやってきましたが、ここまで草の根活動をしているのは初めて見ました。
先ほどの①とも共通しますが、こうした地道な活動により、Snow Manの名前を大勢の目に触れさせようとしているのです。

■バズりは作れる③:関係者への感謝の気持ちが凄い

現在Snow Manは、洋菓子の不二家さんのイメージキャラクターを務めています。

不二家さんがSnow Manの冠ラジオ番組「素のまんま」のスポンサーになったこともあり、チョコレートの「LOOK」やケーキなどの不二家製品をなるべく買おう!という購買運動が行われています。
(わたしもよく買っています…笑)

上記はファンの方が運営する非公式のアカウントになるのですが、Snow Manが番組に出演すると、放送直後にこのような案内が入ります。
こうしたフォームから「Snow Manを起用してくださってありがとうございます」「楽しかったです」などの感想をお送りしよう!という運動も広がっています。
先ほどの不二家さんにもそうしたメッセージが多く寄せられたそうです。
雑誌の編集部さんにも多くのお手紙が届くようで、よくメンバーさんがブログで感謝を綴っています。
Johnny's web(有料会員のみ閲覧可能):https://www.johnnys-web.com/

先日、Snow Manが新型コロナウイルスの影響により活動の自粛を発表し、生放送の音楽番組2本を欠席することになりました。
Snow Manがパフォーマンスをする予定だった時間をどうにか埋めて放送を乗り切ったことに対し「アーティストさんや番組スタッフさんに感謝のお手紙を書こう」と呼び掛けている方も。
「Snow Manを起用してよかった」「またSnow Manに来てもらおう」と思ってもらえるように、ファンが率先して支えているのです。

■最後に

一昔前なら、ラジオリクエストやテレビがバズりのきっかけになっていましたが、今はSNS時代。
いかにSNSで目につくか、盛り上がっているように見せるかで、流行りを作っていくかが重要になってきているように思います。
ジャニーズさんは規模が段違いなので参考にしにくいですし、Snow Manはデビューまで8年かかった苦労グループで、長年のファンの「支えたい」という気持ちが強いのも事実です。

ですが、コンテンツを作る側は【バズらせたいと思わせるマーケティングを練り】コンテンツを受け取る側は【いいものをバズらせようと努力する】ことはできるはずです。
それが結果的にバズるかは別として、ユーザーによるマーケティング効果というのは無視できないですよね。
作り手としても、Snow Manファンの努力は参考になります……!

最後に、ぜひこれを見てください。
綺麗に揃ったダンスと、癖になる歌詞とメロディーが最高です。


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