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もう4年も前に受けた授業に、いま再度向き直っている。 かつては、出来のすこぶる悪い学生と…
同じ本を何度も読むことが好きだ。 何度も読んでいる、お気に入りの小説に手を伸ばした。分厚…
うまくいかない、うまくいかない、うまくいかない。 そんな感情がぐるぐると渦巻いていた。一…
「あさぎさんは、脳の持久力が足りないね」 そう言われたことがある。しかも2人、別々の人か…
「なんでこんなのもわからないんですか?」 研究室に響く先輩の声。 ぎゅっと唇を噛んで、耐…
新大学院生にむけて、博士課程3年目の私が「もっとはやく気づいていればよかったー!!!」な…
zoomで開催された、修士生向けのゼミに参加した。 なつかしくなった。目の前には、ほんの少し前までの私と同じように、慌てふためく子たちがいる。 「これなに?全然わからない」「ノーテーションから説明して」「数式はいいから言葉で説明して」「どうしてそうなるの?そこがわからない」 至極真っ当なんだけど、厳しくきつく聞こえる先生のツッコミ。 「すみません」「ごめんなさい」 ついつい、何度も出てしまう、謝罪の言葉。 なつかしい。私もツッコまれては、「すみません」と「ごめんな
noteで”大学院”と検索すると、「大学院に入学しました」の声がたくさん。 投稿を眺めて、な…
もう一皮、むけないとダメな気がする。もう一皮だと思うんだよな。なにか、まだ余地は残ってい…
月曜日は、今週1週間のTo do整理と、先週やったことの振り返りの日と決めている。新しいことに…
「これ、なーに?」 午後3時過ぎ。研究室の自分の席で作業をしていた彼が、こちらにやってくる。 集中力が切れるのか、この時間になると決まって彼は私の机の方にやってきて、ナゼナニ星人と化す。 私のパソコンをのぞいては、「このアプリなーに?」「なんの記事読んでるの?」 作ったグラフをチェックしていると、「これなんのグラフ?」「なんでこうしたの?」 子供には”なぜなぜ期”というものがあるらしい。 この人はさながら、その”なぜなぜ期”のまま時が止まってしまったかのよう。 あくな