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餃子の焼き目

 私は友達が少ない、ので夏に海やバーベキューをする世界の人間ではない、それが故に本当に夏が苦手である、某漫画家がTwitterで6万円払うから大至急秋にしてくれ!と呟いていた、夏に楽しみがない人間にとって夏は夏野菜美味しい意外好感を持つことがあるのだろうか。
 大きな音の鳴る花火大会は心臓が疲れて血圧が上がっている気がして苦手で、川や海は流されてしまうかもという恐怖が勝つ、私は人より肌が白い方なので日焼けをしようものなら真っ赤に腫れ上がる、故に夏の私はどこに行くにもタオルを首に巻きユニクロのUVグレー色のカットパーカーを着た鼠男状態である。アンチ夏なのだ。

 夏が四季のひとつとして素晴らしい時期である事も理解したうえでこれからの長い人生夏と共に歩むために夏のいいところを見つけて行かなくては行けない。

 人生は長い、だけれどゆっくり探しているときっとすぐ終わりがくる。毎日外に目を向け、身体で受けた温度、匂い、色、を感じその中から素晴らしいと思う瞬間を見つけて行かなくてはいけない。
 私は夏が苦手だがこの世界は愛している、なので夏のこと好きになりたいのだ。

 エアコンを付けているのにわざわざエアコンのない部屋でぐったり夏バテしているおりさん。なぜ?此方へいらして!

今日の夜は餃子、ワカメスープ、豆もやしのナムルだ。

 さて、明日は何をたべようか。

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