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悪態を吐いた日の素麺

 うだる暑さとはこの事である、今年もとにかく暑い、テレビでは野外フェスやテーマパーク沢山の人が野外で楽しんでいる、その光景を家の中テレビ越しで観ている私はみんな熱中症になって倒れてしまわないかとハラハラしてしまう。なぜなら私は少し道の駅に行くだけで日傘をさし、帽子を被り早足で日陰に行く、この人間としての性能の違いはどこから来るのだろうか、やはり幼少期から活発に外でプールや部活に勤しんでいたものとサボり続け図書館に引きこもっていた人間の差なのだろうか。
 大人になってもこのめんどくさがりと云うべきか怠惰な性格は変わらなかった、夏のバーベキュー、川遊び、海、花火、全てをめんどくさいと断る私はみるみる友達が減り厳選されたインドアの友人しか残っていない。
 家で遠くで鳴る花火の音を聴きながら、こんな暑い中人混みにいって何が楽しいんだ理解が出来ない、と悪態をつくと同居人に「君が言うと行けない奴の負け惜しみにしか聴こえなくて可哀想になるからあまりそういう事は言わない方がいいよ」と言われた、がーんである。
 確かにこの年まで怠け物として生きて来た私の身体では花火大会など人混み体力が無さ過ぎて行きたくても行けない、そして確かに音を聴いた時少し行きたいなーという感情があった、確かに負け惜しみである、これからは悪態をつかずに謙虚に生きよう、そう誓った夏であった。

一番暑い縁側にあつまるよひさんおりさん。…なぜ?
素麺ビビン麺

  反省した私の今日の夜ご飯は素麺ビビン麺だ、暑い夏に冷たい辛い物はスルスルとはいっていく、少しコチュジャンを入れ過ぎて辛い、だか、夏にもってこいのご飯である。

 さて、明日は何を食べようか。

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