冷汁と本の虫
暑い、とにかく暑い、暑すぎる。毎年のことだと思うけれど何故か毎年私は去年の夏の猛暑を乗り切った記憶がない、今生きているのだから去年の私も試行錯誤の末この猛暑を超えたのだ、だか毎年〝あれ?去年どれくらい暑くてなんで乗り切れたんだっけ?〟と思ってしまう。
私は幼い頃から暑いのが嫌いだ、運動会は鼻血で休み、プールは腹痛で休み、マラソン大会は嫌すぎ熱で乗り切ってきてしまったが故に大人になって外に出る免疫の少なさに苦労している、幼い体力のある時期に沢山陽を浴びて日焼けして汗をかいておけばよかった、逃げに逃げサボりにサボり大人になってここまで苦労するとは。大人になった私は少し日光に当たっただけでヒリヒリと皮膚が痛み、頭がガンガン痛くなる、まともに外で遊べない大人になってしまった、とほほ。
小さい頃から読書が好きだった親や先生からは本の虫と呼ばれていた、大人になってめっきり本を読まなくなった、最近東白川に好きな本屋さんが出来てまた本を読もうと思うようになった、だかこれが中々大変だった、一度落ちた読書体力はすぐに戻らない、前は1日に三冊くらい読めていたのに今では一週間で一冊だ、情けない限りである。
手始めにさくらももこのひとりずもう、軽く読みやすい、クスリと笑えるエッセイである。
今日は暑いので簡単に作れるご飯にてササっとキッチンから退散しよう、火も使わずさらりと食べられる冷汁だ。
宮崎県の郷土料理らしいが考えた人は凄い、夏のためにあるご飯だと言ってもいい、そして薬味は入れれば入れるだけ美味しくなる。
白米と一緒に、掛けながら混ぜながら啜りながら頂く。
さて、明日はなにを食べようか。
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