学振PDと保活(申請編)

過去に書いた学振PDの記事ですが、「スキ」をしてくださる方が定期的にいらっしゃるので、「そういえばその後編書いてなかったなあ~」ということで、続編を書いておきます。

結果からすれば、娘は無事第五希望の認可保育園0歳児クラスに入園し、2020年度より元気に通っています。ということで、合格体験記?ということで読んでください。

◆前提条件
・私の住んでいるのは東京都郊外のとある自治体で、近年の再開発の影響でここ5年保活激戦区となっているところです。ちなみに2020年度は東京都の待機児童ワースト3に入ってしまいました…。ヒエー!
・そして、結構自治体内格差(同自治体内でも住んでる地域によって入りやすい場所もある)があるのですが、私の住んでいるところは、まさに保活最激戦区。マンションがバンバン建設されています…。保育園も増えているのですが、イタチゴッコ状態。

・そして私の身分は、申請時点で無給ポスドク/非常勤講師(週1コマ)+学振PD内定者という非常に弱い立場でした…。ちなみに点数で言うと、フルタイム勤務満点53点から、内定者枠というだけで-20点です。え、内定者弱すぎじゃないですか。
・というわけで、非常勤+無給ポスドクは圧倒的不利な立場からスタートです。

◆学振PDの申請方法
・まあ何はともあれ、申請書作成です。まず①学振に就労予定証明書(自治体によって形式違うよ)を作ってもらいます。これは学振の様式に従って申請すればOK。困ったら電話すると、かなり親身に相談に乗ってくれます。しかし!学振は時間証明を出してくれません!なぜなら雇用関係がないから!そして勤務時間証明がないと、自治体審査で大幅に不利になります。
・ということで、まず受入大学側にとりあえず就労証明が出せないかお願いしてみます。大体のところは出してくれません!なぜなら雇用関係がないから!(←これホント何とかしてくれ~😢

・ということですが、ここで引き下がってはいけません。次の手段として、②受入研究者の先生に就労予定証明書を書いてもらいます。そこで、勤務時間の欄に研究に従事している時間を書いてもらうのです。えーと、よほどのことがない限り、それなりの時間(≒フルタイム)を書いてくれるはずです。(一応学振は研究専念義務として、それ相応の時間を割かないといけませんよ、ということは言っている。 時間証明出してくれないけど(しつこい)
で、②の証明書って実は正式な書類かビミョーなラインなんですね。雇用関係ないので。ということで、③自治体への補足説明書を書きます。実質的に雇用関係はないが、これこれこういう理由でこれくらいの研究従事時間があるので、それを受入研究者が証明しますよっていうような内容です。私は、受入研究者の先生の名前で作成していただき、サインをいただきました。

そして、この3つをもって、とりあえず保育課窓口へGO!
+で私は、④学振の特別研究員制度の説明書を持っていきました。
あと⑤非常勤先の勤務証明(しかし、1コマ=90分間しか勤務していない扱いです笑)、自治体保育課からの指示で⑥自営業者用のタイムスケジュール表(自治体指定の書式) とりあえず、これで申請はできるそうです。

はい。ということで、保育園の申請書類作成編です。個人的には③が重要だと思っています。正式な時間証明ができないので先生の一筆は大きいです…。といってもこの書類をどう判断するかは自治体の選考方法次第ですが。



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