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なんで私が・・・とは思わなかった(バリキャリからのうつ病へ)
うつ病は心が弱い人がなるものだ、という認識が心のどこかでありました。
正直いまもあるかもしれない・・・。
ただ、私は自分がうつ病と言われたときに「なんで私が・・・」とは思いませんでした。
めちゃくそネガティブ&真面目&責任感が強い&自己肯定感が低いという人間なので、なりやすいタイプではあるんですよね。
そして自己肯定感があまりにも低いので、なったところでそんなもんだよな、という気持ちが大きくて、「私がなるなんて」とはならなかったんです。
ただ、ひたすらに周りに迷惑掛けたらどうしよう・・・とばかり思っていました。
今思い返せば、うつ病になる原因は色々あります。
でも、発症する3年くらいも前のことです。いわゆるパワハラ、というかイジメ(思い返しても怖い)。そして離婚。職場でも家庭でも誰かしらが怒鳴っている環境で、心が壊れていました。
その真っ只中の時には、生きていくのに必死で、自分と向き合う余裕もなくて、ただ何も感じないフリをし続けていました。
泣いたら負け。感情が揺れ動いたら負け。何も気にしない。何も気にならない。
そうしているうちに、感情が真っ平らになる時間が増えていきました。あのときはあのときでおかしかったと思いますが・・・
上司が嫌味を言っても真顔、元旦那が怒鳴っても「そんな大きな声出さなくても聞こえているから大丈夫だよ(穏)」・・・相手からすれば挑発以外の何者でもないのですが、当時の私はそうするしか自分を守る方法がなかったんですね。苦しい時期でした
そんな地獄の時期から抜け出すべく、最後の力を振り絞って、離婚して転職して、平穏な毎日を取り戻しました。
すると今度は「頑張らなければ〜〜〜〜〜〜」というエンジンが猛烈に空回りし始めます。私の転職をきっかけに前職の後輩が転職先に付いてきました・・・というか起業したんですわ、私。
なので、付いてきてくれた人たちの恩に報いなければ〜!あいつらの子どもを食わせてやるんだ〜〜〜!一緒に起業してくれた仲間の役に立たなければ〜〜〜〜
そこから2年くらい奮闘の日々。
もともと(隠れ)人見知りで、対人関係をあまり得意としないのですが、営業したり、お客さんとチャット・電話・メールで頻繁にやりとりして・・・毎日がくったくたでした。少しずつすり減っていったんでしょうね・・・本当に少しずつ。
傷が癒えないまま、全速力で海の中(塩水)をダッシュしていたような状態で、気がついたら傷口がパンパンに腫れていました。膿だらけ・・・
それが今です。
膿だらけの自分を見ても、私は「他人に迷惑がかかる」ことばかり考えていました。自分の心配はあまりできませんでした。今もそうです。
現状としては、少し落ち着いて、積極的に死を選ぶことはしなくても(願うことはあっても)、生きることを望みもしない。
ただ、迷惑はかけたくないから、仕事は全件引き継いで、家は片付けて・・・しておきたいですね。
ま、死ぬ予定もないので、引き継ぎもしないし、片付けも日常生活レベルでしかしませんが(笑)
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