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【014】食欲の秋、芸術の秋、キノコの秋!!【soL】

 残暑お見舞い申し上げます! soLという者です! 大学生はまだ夏休みですね……。自分はTwitterをしまくったり、PowerPointでコラ画像を作ったり、日々怠惰な生活を紡いでいますが、皆様は如何お過ごしでしょうか……。
 以前も告知があったとは思いますが、この度、餅果実文社第2回合同誌「ごらく」に参加させていただきました……! ノリで変な画像作っていた身としては、「創作」という事を初めて意識して制作したのですが、制作を終えた後「創るのって楽しい!」という感情が芽生え、自分自身もとても良い経験をさせていただきました。他の参加者さんの作品も、かなりかなり素晴らしいです!! ヤバいです!! まもなく9月7日から頒布開始です! 是非どうぞ!!

 さて話はジャイロ回転で変わりますが、いつの間にか8月も過ぎ、もう9月になってしまいました。秋です……! もう秋ですよ……! 皆さんは「秋」と聞かれて何を想像するでしょうか……?
紅葉……鈴虫……かぼちゃ……芸術……食欲……

 いや、キノコです!!!! 秋は!!! 「キノコ」シーズンです!!! 

  キノ!! キノコ!! fuuuuuuuuuungi!!!

 ……一旦説明しましょう 自分はもともと菌類を学ぶためにこのS州大学に入学しており、菌類は自分の中の結構大部分を構成しています(下図参照)

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 キノコも菌類の一種であり、特に私たちの大学が位置するS州は全国でも指折りのキノコ産地の一つであり、年内様々なキノコがみられますが、秋にはユニークかつバリュアブルなキノコがメニーメニー発生するのです……!! またS州は全国でも珍しいカラマツメインの植生が多く存在し、それゆえに他県ではあまり見られないキノコも多くみられるのです……!! 自分も最初はもう未知の領域でした……また食用キノコのその旬の味わいもさながる事ながら、野生キノコの「美しさ」も堪能することができ、キノコは「食欲の秋」、「芸術の秋」に通じる、「秋全体」にぴったりなテーマだと思うのです……。
 本当はいろんなキノコ写真を貼り付けていきたかったのですが、なんとスマホが今年の6月にクラッシュして写真がほぼ消えてしまっていたので、ここからはかろうじてデータが奇跡的に残っていた、自分がS州に来た後に撮ったキノコ・フォトの中からsoLお気に入りキノコをピックアップして、「キノコここ可愛いポイント」を駄弁っていこうと思います! 詳しい種情報とかは実際そんな知らなくても良いです……! これを通じて「あっキノコ可愛い……」となってくれれば幸いです……!


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許さない



1.ヤブレベニタケ、ドクベニタケなど

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「ベニタケ」というキノコの仲間の中で、カサが赤で柄が白のものです……! 自分はまだまだ未熟でここらへんの見分けがつかないので、見つけたものは全てヤブレベニタケかドクベニタケってことにしています……。すみません手抜き……結構こちらに来てからお目にかかる回数がかなり多くなったキノコで、少なくとも自分が通った両キャンパスには自生しています……!! ファンタジー世界から来たような奇抜な色合い、辛みがあるという謎スペック、加えて一部の種は触るとカブトムシの匂いがするという追加謎スペックも含めて可愛らしいキノコです! ただこの仲間は毒キノコも多いのであまり食べない方がおすすめです! 芸術種です!にしても可愛い……。


2.ハナホウキタケ

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 サンゴの様な形をしている「ホウキタケ」という仲間の中でも、特に鮮やかでカラーバリエーションが多く、人気のあるキノコです! 近縁のキホウキタケと共に、秋の森林に鮮やかなアクセントを加えてくれます! 食べるとなにかの魔法が使えるようにも見えますが、毒性があるため食べることはできません。それよりは観賞用として額縁に飾っておきたいキノコの一つだと思います……! ハロウィンのイラストをお描きになろうとしているそこの皆さん! 魔女の手元にホウキタケを加えてはいかが……。ちょうどハロウィンの時期が旬ですし……。


3.ハイイロシメジ

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 根本がポッコリと膨らんだ、かなり大きめのキノコです。特有の匂いを持ち合わせています! 根本の膨らみとずんぐりむっくりとした体格が逆に可愛らしさを魅せています……! 実はコイツ「美味しいけど体質により中毒するから食べる時は自己責任で!」というまだ食毒が完全に決まっていない、その名の通りグレーゾーンのキノコであるのです……。早く白黒はっきりつけるんだ……。これもし特命係の管轄だったらたぶん右京さん無言で威圧しているよ……。

 自分は結局実食してしまいましたが(幸いにも中毒はしませんでした)、もう二度と食べたくないキノコの一つです。ビビリながら料理してビビリながら食べるまでの3000字くらいの食レポが手元にあるので、いつの機会かにでも公開したいですね……。


4.マツオウジ

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 このマツオウジというキノコ自体はマツの枯れ幹などに比較的安易に発生するキノコではあるのですが、この写真はsoL・キノコ・フォトの中でもズバ抜けて自分でも好きな写真の一つです! 見てほしいのはこのカチカチ感です! 実際硬いキノコなのですが、この写真のマツオウジのカチカチ感は何というか高級感溢れている……ボッテガ・ヴェネタみたいな風格が漂っていませんかね……。
 漂っていませんね、すみません……。 このマツオウジはかなりデカくなるキノコの一種で、一時期の伊那キャンパスには傘の全長が50cmくらいあるマツオウジが生えていました。松ヤニや松茸を思わせる匂いを発するというのも、何か高級感がありますね…ボッテガキノコです……。

5. ムラサキアブラシメジモドキ

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 柄もカサもパープルという攻めたセットアップコーデに、美しい光沢が特徴的なムラサキアブラシメジモドキ(同定にかなり悩んだので別種かもしれないです)は、見ての通り、自然中だと違和感すら伴う鮮烈な紫色が特徴的なキノコです。これに限らず、キノコの中には「自然界にこんな色出せるのかよ……!」といった種が多々存在し、ムラサキシメジ、ウラムラサキといった同じくゴリ紫のもの、ソライロタケという鮮やかな青色のキノコから(自分はまだ未発見なので見つけてみたい……!)イロガワリというキノコの仲間は普段は中が黄色だけど空気に触れると青に変わる、というIKEAみたいな変色をするものまで、秋の森にアクセントを加えてくれるモノが多くいます……! 気になった方はネットでも良いので、お気に入り色のキノコを探してみてはどうでしょうか?


 5つほどキノコを紹介しましたが、どうでしょう、キノコ、可愛くないですか???
 本当ならビジュ担キノコ界の征夷大将軍ベニテングタケ君や、ドデカいキノコ達の写真もあったのですが……バックアップを……ちゃんと取らないばかりに……。

 皆さんも、今秋は身近な回りでキノコを探してみて、みつけたキノコに対して「あっこのキノコは食べると巨大化しそうだな……」とか「あっこのキノコは魔法使いに重宝されてそうだな……」など想い(というより妄想)を馳せてみてはどうでしょうか。

 以上soLでした! 長々とお付き合いありがとうございました!!

 また何処かで会う日まで……!

 2021/09/06 soL

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