楽しいことを増やそう

無気力状態で何もできない「無」の状態が続いている。
薬を減らして考え方の癖を治していくのが今通っている病院の方針みたい。
今までは薬で無理やり気持ちを上げて趣味の活動とかをしていたんだなあ……と振り返って思う。
だから今何もできなくても自分を責めるのはやめて、薬が減ったから仕方ないと思うようにする。

うつ病になると楽しかったこととかがあんまり思い出せなくなる。
つらい記憶、気持ち悪いことなどは鮮明に覚えているのにね。
すでに楽しかった挙式の記憶も薄れて、挙式で一番に思い出すのは結局太ったままドレスを着ることになった不甲斐ない自分だ。

そういう状態だから、夫は私には人一倍楽しい出来事がたくさん必要だと言う。
楽しかったことを忘れやすい分、楽しいことを増やそう、と。
そうは言っても楽しいことなんてないよ、とつい返してしまったのだが……。

でも。
楽しいことってわざわざ出掛けたりとか行動しなくてもあるんじゃないかって、今日思ったのだった。
夫と相撲の話をしてるだけで、今夜は楽しかった。
力士が誰と結婚するか？という恋バナ(？)をしていたら面白かった。
夫とはいつも一緒にいるから話題がない時ももちろんあるのだが、たまにこうやって盛り上がる。
そもそも夫は相撲ファンじゃなかったのに、私と一緒にテレビを見出していつの間にか私より詳しくなっていた。

そして、明日は夫と一緒に国技館に行く。
生で相撲を見るのは二人とも初めて。
私は最近体調が良くないから行けるかどうか心配もあるけど……。
楽しめるといいな。
楽しいことを増やしていきたいな。