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わたしの好きな音楽について/斉藤和義

とにかくとにかく私は音楽を聴くことが大好きだ。NO MUSIC NO LIFEとはこのこと。朝から寝るまで何かしら音楽を聴いていたい。

特に好きなのは斉藤和義とサカナクション!というわけで、彼らの歌について書こうと思ったのだけど・・長くなりそうなので今日はまず斉藤和義について!

斉藤和義とは

私が斉藤和義に抱いているイメージはTHE・男!
ロックンロールな見た目とか考え方とか、好きなものをずっと追っているところとか、下ネタが大好きなところとか。笑
何より、「男のロマン」みたいなものを大切にしているような気がする。
歌詞についてあまり多くを語らないところも私の好きなところである。

どうしても聴いてほしい!オススメ曲

メロディーももちろん、歌詞がとにかく素敵なのだ。
ありすぎて本当に迷うけれど、特にオススメしたい曲は以下である。
だまされたと思って聴いてみてほしい・・!
一旦箇条書きにして、理由はそれぞれ詳しく書きます。

・おつかれさまの国
・真夜中のプール
・男節

頑張って絞ったんだけど、絞り過ぎたような気もするな~と思いつつも・・
なるべくマイナーなものを選んでみた!

おつかれさまの国

「おつかれさま」は実は「こんにちは」より言う機会が多いのでは?という内容から始まるこの歌。
学生の頃から好きでよく聴いていたのだけど、社会人になってから聴くとまたさらに良い。仕事終わりにこれを聴いてよく泣いていた。

やさしくて強くて一生懸命で
生きることはただそれだけでも 大変で

まったく、これがどれだけ難しいことか。
本当の優しさは、本当の強さがないと人には与えられないものだと思う。
まさしく鬼滅の炭治郎がそうではないかな?
家族を失っても、人を気遣い守る優しさがあるのは、本当の意味での強さを持っているから。
社会人になりたての頃の私は自分の仕事に精一杯で、
そんなに給料も高くないし時間的に余裕もなくて、精神的にも疲れて
自分にも人にも優しくなれなかった。
そんな日々を思い出す。

つらいのはわかってる だけどわからないよ 
誰だってそれぞれ 隠した切なさは 
ほんとうはいえなくて だから いうのだろう 
ありがとう 大丈夫です おつかれさまです

誰だって本当に辛いことは、実際言葉にはできないし、言語化することさえ難しくて。
辛くても、みんなどこかで平気なフリをしている。
そういう想像力を持つだけで、もう少し世界は良いものになるんじゃないかと思う。
この歌を知ってからは、そういう意味も込めて「おつかれさまです」と言うようにしている。

悪いことばかりじゃないことも 人生で 
物語はまだまだつづくよ さあいこう 
その夢も不安も闘いも これからだから 
「おつかれさまです」といってみる このぼくに

最後には前向きにしてくれるこの感じがとても好きだ〜!!
そして自分にも「おつかれさまです」というところ。
最近思うのが、自分の身体と心の健康を守ることは、自分の大切な家族とか友達を守ることにも繋がるんだなということ。だから自分にもおつかれさま、と言える人間でありたい。

真夜中のプール

これは、昔の恋人が結婚するという話を知人から聞いた、という歌。
まだ好きで未練があるとかではないけど、やっぱりどこか寂しい気持ちがしちゃうんだろうな~
カップルが別れる理由ってさまざまで一概には言えないけど、気持ちのすれ違いが大きいんじゃないかな?
誰が悪いとかでもなく、ただ時間が過ぎるとともに、お互いの環境や考え方が少しずつ変わってゆくのは当然のこと。今までと違うところに目がいったり、良いと思っていたところがそうは思えなくなってきたり。

あの日描いた未来とは 何か少し違ってるけど
それが今は好きで


お互い、合わなくなってきてるって肌で感じる。なんとなく、前みたいに過ごせないな〜って。そういうところからすれ違いって始まるのでは、と個人的に思う。
曲中のカップルの別れもこんな風だったんじゃないかな?
別れた前の彼女のことを、とってもとっても優しい気持ちで歌ってるように感じた。
付き合ったことも別れたことも後悔はしていない。
その人と付き合わなければ今の自分にはなっていないわけだし。

おめでとう 相手は何をしている人?
やさしくしてくれるかい?

ここが特に好き。ジーンと来てしまう。
どうしても元恋人のことを悪く言ってしまう人っているけど、
まず幸せなのかを心配できる優しさが素敵だなと思う。

男節

この歌詞はthe斉藤和義!という感じで好き。

俺の仕事は歌うたい ギター抱えて何処へでも 
アーティストなんて呼ばれてさ 
ギャラがよければ何処へでも  

君が泣くのも無理はない ちやほやされて浮かれてさ 
ネタになるなら泣かせても 歌にするのが仕事だぜ

自分の仕事は歌をうたうことで、どうしても不安定になりがちだけど
そんな俺を選んだお前が悪い!という歌詞から始まる前半。くぅ!
ワルだけど素敵・・笑

もしもそれでもいいのなら 
見ていてくれよ何処までも 
俺は女が好きだけど おまえの敵が見当たらねー

この歌詞でもう、全部持っていかれた。
おまえの敵が見当たらない・・こんなに良い表現があるだろうか?直接好きなんて、照れ臭くて言えない、そんな不器用さが憎めない。

セブンスターが目に染みる これは涙かこの雨か 旅の終わりはいつの日か おまえの胸で死にたいぜ

結局あなたなしでは生きていけません!とも思わせるフレーズ。
素直になれない、大切だと直接言えない男の精一杯の愛情表現という感じがして、とても幸せな気持ちになれる歌だ。
人の愛情表現はそれぞれで。そこにこうあるべき!なんてものはない。少なくも他人が口を出す問題でもないんだな〜と。私なりの方法で大切な人に愛情表現できればと思う。

まとめ

斉藤和義の良さは一言では言えないけど、とにかくなんだかんだで優しい、あたたかみを感じるところだと思う。直接的な言葉じゃないからこそ、感情や考えに余白があって感情移入できるんだと。
越えられないと思う夜でも、一緒に優しく寄り添ってくれるような、そんな歌を作ってる人なんじゃないかなと思う。

自分の言葉では良さが伝えきれていないような気もするが、
誰かがこれをきっかけに聴いてくれたりしたら嬉しいです✨



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