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大手企業の事業開発におけるデジタル技術の活用事例

デジタル技術の活用により、日本中で新しい事業やサービスが誕生しています。
その中でも本日は、大手企業を中心に既存の事業に現代のトレンドを組み込んで業績を向上させた例をいくつか書いていきたいと思います。
(業界はなるべくバラけさせましたが多少近しいものもありますのでご了承ください)


■楽天株式会社のEコマースとフィンテックにおけるデータ活用例

・Eコマース: 購買データを解析し、パーソナライズされた商品提案やプロモーションを実施

・フィンテック: 楽天銀行や楽天証券、楽天カードなどのフィンテックサービスを通じて、ユーザーの金融データを統合。クレジットカード利用データを基にした消費者行動の分析により、ポイントサービスを最適化しています。

■ユニクロのデジタル店舗とオムニチャネル戦略による顧客体験向上

・デジタル店舗: 自動化された倉庫と連携することで、在庫管理の精度を向上。在庫データをリアルタイムで把握し、最適な商品配置を実現。

・オムニチャネル戦略: オンラインとオフラインのデータを統合し、顧客の購買履歴を基にしたパーソナライズされたマーケティングを実施。オンライン注文を店舗で受け取れる「クリック&コレクト」サービスを展開。
・顧客体験の向上: 顧客データを解析して、店内ディスプレイや販売員の接客を最適化。デジタルサイネージやモバイルアプリを活用して、顧客とのコミュニケーションを強化。

■セブン&アイ・ホールディングスの店舗データ活用とAIマーケティング

・店舗データの活用: POSデータを基に、商品の売れ行きや在庫状況をリアルタイムで把握し、最適な商品発注と在庫管理を実現。

・AIを活用したマーケティング: 顧客の購買データを解析して、個々の顧客に合わせたプロモーションや商品の提案を実施。AIを活用して、需要予測や価格設定の最適化を実現。

・オムニチャネル戦略: オンラインとオフラインのデータを統合し、顧客の購買履歴を基にしたパーソナライズされたサービスを提供。ネットスーパーや宅配サービスを展開し、顧客の利便性を向上。

■カルビー株式会社の消費者嗜好分析と市場データ活用による効果的なマーケティング

・消費者嗜好の分析にソーシャルリスニングの実施→ SNSやレビューサイトから消費者の声を収集し、テキストマイニングを用いてトレンドや嗜好を分析。消費者データを基に、個々の顧客に合わせたパーソナライズドプロモーションや広告を展開。効果的なマーケティングキャンペーンを実施し、売上向上に成功。

・市場データの活用: POSデータを解析し、商品の売れ行きや季節ごとの需要動向を把握。これにより、売れる商品や販売戦略の最適化を可能に。

・新商品の迅速な開発と投入
新商品発売後も販売データや消費者のフィードバックをリアルタイムでモニタリングし、必要に応じて改良やマーケティング戦略の見直しを行い、消費者データを基にしたアイデア出しとプロトタイプの迅速な試作を繰り返すことで、顧客ニーズに即した商品を迅速に開発。

■トヨタ自動車株式会社のコネクテッドカーと自動運転技術の進化


・コネクテッドカー: 車両から収集されたデータを解析し、車両メンテナンスの予測やリアルタイムの交通情報提供、エコドライブのアドバイスを実施。
・モビリティサービス: 「TOYOTA Mobility Service Platform」を通じて、カーシェアリングやライドシェアリングサービスを提供。ユーザーの移動データを活用して、最適な車両配置や運行スケジュールを実現。
・自動運転: 自動運転技術の開発において、大量の走行データを解析し、安全性と効率性を高めるためのアルゴリズムを構築。

やはりどこの会社でもキーワードになっているのは、生きたデータの収集と迅速な活用が、競争力を維持するための重要な要素であるみたいですね。
先日も書きましたマーケティング5.0のように、デジタル技術を導入することでさらなる顧客満足度の向上に1消費者として期待しますし、アクトビとしてもそういった企業への支援を強めていけたらと思います。
私ももっと勉強しないと、、、!!


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