自分なりのオシャレを楽しめるようになった。~絵日記学を学んで私ができるようになったこと④~

ここにあげた写真は、最近のお気に入りコーディネート♡

私はファッション関係の人間ではないけれど、オシャレが好きです。出かけるときに何を着て行こうかなとワクワクします。

でも、少し前まで「このオシャレをする」という行為に抵抗がありました。

自分のお気に入りの洋服を着て出社した時、会社の先輩からいじられたことが何度かあったから。しかも、着て行った当日だけでなくその後しばらくいじられ続け、とってもとっても嫌な思いをしました。
今思えば、単なる趣味趣向の違いだし、気にする必要もなかったと思うけれど、その頃の私は以前書いたように自分に自信がなく、人から何か言われることにとても怯えていたので、もう耐えられませんでした。

その結果、会社へは、自分の着たい服、自分がオシャレだと思う服ではなく、他人に特に注目されないだろう〝無難な服〟を着ていくようになりました。

案の定、いじられることはなくなりましたが、私は全然HAPPYではありませんでした。むしろ、着たい洋服を着ること、自分の好きなファッションを我慢していたので、とっても窮屈で、とってもつまらなかった。
それは、私自身の「好き!」「着たい!」という気持ちをないがしろにし、頭でっかちの、「これなら他の人から変に思われないだろう」という理性だけで判断していたせいです。つまりは、本当の気持ちを置き去りにしてしまっていたということ。
大人げないと批判されてしまうかもしれませんが、あの頃、会社へ行くモチベーションも確実に下がっていたと思います。

ただ、私は感性が強く、好きなものに対する気持ちはあふれんばかりに生じる性質。しばらく我慢していたけれど、やっぱり我慢できなくなりました(笑)。休日に出かけるときは思いっきり自分の好きなオシャレをしていて、その時のウキウキ感、出かけるのがより楽しくなる感覚を味わっていたので余計に普段の窮屈さが際立っていたのかもしれません。

ある時、「誰に何を言われようと、自分の好きな格好したらいいじゃん!」と開き直りました。
もちろん社会人ですから、パジャマで会社に行こうなどとは思わないし、最低限の清潔感や身だしなみは必須だと思っています。でも、そこを守った上での好みの部分は自分のものさしで判断することにしました。自分が〝心地いい〟、〝幸せを感じられる〟選択をすることにしました。

そうしたら、たとえ仕事だとしても翌日出かけるのがより楽しみになりました。
自己満足以外の何物でもないですが、「今日のファッション決まった!」と思える日は一日気分よく過ごせるようになりました(笑)。

先輩にいじられた服も、気にせず着ていくようにしたら、もうそれ以降いじられませんでした。恐らく先輩はそのネタに飽きたんだと思うんですが(笑)、だとしたら、もしそのままその服を着ないようにしていたらもったいないですよね。つくづく、開き直って良かった!

この開き直り、急に起こったように思えますが、そうなれたのはやっぱり絵日記のおかげ。
好きなファッションをして出かけた時のテンションが上がる感覚や、それを人に「いいね!」って言ってもらえた時の嬉しさを絵日記に記していたから。
自分がそのファッションが好きだという気持ちをちゃんと認めることができていたから、我慢している間もそれを見失わずにいることができ、最終的に自分が喜ぶ選択ができたのです。


開き直ったことによる副産物がもう1つ。
無駄な買い物をしなくなったこと。
好きな服装を我慢している時は、ちょっと良いなと思った程度で冷静になれば買う必要のない服を「どうしても欲しい!」「今買わないと後悔する」という強迫観念のようなものに襲われ、買ったものの着ずに終わる服や、なんだか自分に全然合わなくて着なくなってしまったものがたくさんありました。
今は、良いなと思っても、実際に自分が着ているところをちゃんとイメージしてから購入するようになり、実際に着た時の満足感が大幅にアップしました。失敗したなと思うこともなくなりました。

たかが服装。でも確実に、私にとって幸せにつながりました。そして今も、自分を満たす1つのコンテンツになっています。


さて、こちらは新しく買った服でのコーディネート。もう少し暖かくなったらこれで出かけたい♪
いつもパンツスタイルの私が、スカートを購入!!自分でも驚きの選択ですが、自分の変化を楽しみつつ、自分なりのオシャレも楽しんでいこうと思います。


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