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今を生き抜き、未来に笑おう。

星野源さんが『うちで踊ろう』という歌を作ってSNSにアップして、
それにいろいろな人がセッションしたりもして、話題になっていますね。

私も聴きましたが、本当に歌詞が良いですね。
特にグッときたのは「生きてまた会おう」というフレーズ。
これ本当に大切ですよね、命あってのものだねですから。

そして、同じように大切なのは、コロナ後の未来に笑える行動、選択をしていくこと。ウイルスが収束した後も世界は、そしてありがたいことに命がある人たちの人生は、続いていくわけですから。

ただ、今のことに対峙するだけで精いっぱいだと言う人も正直少なくないのではないかなと思います。そうであるべき人もたくさんいると思います。
この苦難の最前線にいる医療従事者などは、目の前の患者さんを救うことに全力を尽くすことこそが、この世界を救うことに繋がります。

でも、そういう職種ではない私などは、
今はもちろん感染しないため、そして人に感染させないための対策を十分にしつつ、
〝生きてまた会えた時、笑えている未来〟のために、自分の立場でできることを考えたいし、行動していきたいなと思います。

私が勤める会社では、地域情報誌(フリーマガジン)の編集・発行を行なっていて、私も一編集人として働いています(実は、今も、入稿作業の真っ最中だったりします笑)
月刊誌で、発行日の1ヶ月ほど前から取材が始まり、半月ほど前には編集を終えます。つまり、少し大げさな表現かもしれませんが、〝未来〟の楽しみを考え、作っています。
だから余計に、未来のためのことを考えるのが我々の使命かもしれないというのが、自分として雑誌としてできることをここ数日考えていて、ぼんやりとであれ思い浮かんできたことです。

そして、普段は日常がちょっと豊かになるような、読んでくれる人が楽しさや幸せを感じられるような〝+α〟の情報を扱っていますが、
今は、その手前の、読んでくれる人に少しでも安心・安全を感じてもらえるような〝必要不可欠な〟情報を届ける役目も担う時かもしれないと、ひしひし感じています。

先日、植物を集め育成している方に取材した時、こんなことを話していました。
「植物が水を吸うためには、しっかりとした根が必要。根っこが細くて弱々しいのに大量に水をあげてしまうと、吸収しきれずに根腐れを起こしてしまう」

私たちの提供する情報も同じだと思うのです。
根っこ、すなわち土台となる「安心・安全」が確保されている時であれば、
「幸せ・楽しさ」を与えることが、健全な潤いになります。
でも今は、「安心・安全」が揺らいでいる時。
もちろん「幸せ・楽しさ」をゼロにはしませんが、
世界が揺らいでいる今は、土台を支える一助になることを意識して。
そもそも扱っているのは地域に密着した情報。
いつも以上に、みなさんに寄り添えるように雑誌でありたい、そんな雑誌を作っていこうと思います。

生きてまた会える、
そして笑っていられる未来を目指して
今できることを。



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