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外からも内からも。自分を整えることができるようになった~絵日記学を学んで私ができるようになったこと⑥~

最近、部屋が以前よりも散らからなくなってるな~とふと気づいて嬉しくなった。なんとも些細で、そもそもそんなことができていなかったなんて我ながら情けないのだけれど(笑)。

元々定期的に片付け、整理整頓はしていたのだけれど、仕事が忙しくなるとだんだんと部屋が荒れ、何かやろうとする時はまず片付けから始めなければならず、それが億劫でやろうとしていたことを「今日はや~めた」とあきらめて、後からそんな自分に落ち込む…という負のループを結構な頻度で繰り返していた私。部屋が荒れていることにもイライラするし、やりたいことを実現できない自分にもモヤモヤしていた。

それがここ最近はめっきり減った。そして、部屋の中や机の上を見渡してみると、片付いているのだ。以前は、椅子に脱いだ上着が何重にも重なってかかっていたり、床に物が置きっぱなしになっていたり、机に雑誌や紙の束が積み上がり、その中身が一体何なのか、何のためにそこに置いたのかわからなくなっている状態だったり…したのだが、今は跡形もなくなっている。多少は机の上に乗っている物があったとしても、それが何か、何故そこに置いてあるのかを自分がちゃんと把握できている。

どうしてそうなったのか。簡単な話で、その都度その都度片付けられるようになったからなんだと思う。そしてそれは、片付けられるような「仕組み作り」と「必要なものだけを手元に置く」=「不要なものは処分する」ということを1つ、1つ、と実行してきたからだ。

「仕組み作り」と言うと大げさだけど、要は、何をどこに置くのかを決め、使ったあとはそこに戻すということを習慣化したということ。そのために、仕分けるものや入れ物が必要だと感じればそれもまた1つずつ用意した。この時に大事だったのは、何が必要かを具体的に考えること。
例えば、私の身の回りには紙モノが多いのだが、それを収納するためにファイルが必要だと思ったら、それはどんなファイルだと使いやすいのか=実際にちゃんと使うかをシュミレーションした。クリアファイルなのか、それは仕切りがついているものか、それともブック型のものなのか、もっとざっくり紙を入れられるファイルケースなのか…。
これまでの経験から、何となくで買うと使い勝手が目的に合わず、片付かない上に不要なものが増える結果に陥ることがわかっていたので、「これが必要だ!」という衝動だけに任せず、計画的に行動した。わお、我ながら成長してる(笑)

そして、「必要なものだけを手元に置く」ということは、世に言う「断舎離」ということに通じると思うが、とにかく今までは〝いつかまた使うかも〟という根拠のない理由でとっておいた色々なものを思い切って処分するようにした。これを定期的にちょこちょこやっている。そうすると当然のことながら物が減るので、収納スペースに物が収まるようになり、収納しきれず〝出しっぱなし〟ということがなくなるのだ。
いつか使うかもの〝いつか〟は、その時点で〝いつ〟と明確に思い描けなければ永遠にやってこないと思う。そして、必要になった時にはまた手に入れればいいだけの話なのだ。
その結果、何がどこにあるか把握しやすくなり、何かに取り掛かる時に手をつけやすい。そもそも片付けからスタートしなくていい。モチベーション高いまま取り組めるから、やろうと思ったことをちゃんとやれる。そういう意味で実行力アップにもつながったと思う。

部屋や身の回りが片付いていると、そうでない時のイライラやモヤモヤが生じないので、気持ちや頭の中がクリアでいられる。そうすると、何事にもモチベーション高く向き合えたり、集中力が高まったり、何かを考えるときにも十分な思考力が使えると思う。

そして、逆もしかりじゃないかなと思う。逆というのは、もし今、気持ちがモヤモヤしているなら、ちょっと片付けや整理整頓をしてみるといいということだ。
それこそつい最近、どうにも忙しくってちょっと片付けが追い付かなかったときがあって、そしたらやっぱり気持ちも荒んできたのが自分でわかって。だから、ちょっと時間ができた時に、とにかく片づけを始めてみた。無心で。そしたら、片付けているうちに何となく追い立てられて焦っていた気持ちがどこか落ち着いて、その後の仕事の段取りを理性的にとらえられるようになったのだ。

自分の内側を整えておきたければ、その外側を整えておくことがすごく大切。そして、外側を整える行為によって、自分の内側を整えるきっかけになる。そんなことに気づいたここ最近でした。

「部屋を片付ける」ということは、絵日記学・続編で思考力を鍛えるトレーニングの1つになっています。この続編のトレーニングを頑張ってやった成果がちゃんと現れていることで、また新たな自信がつきました。

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