見出し画像

「循環」させながら「循環」について書いてみます。

リアルでも知り合いである高橋一人さんが、先日私が書いた記事を読んで、そこからまた感じたこと、考えたことを書いてくださいました。
https://note.com/takahashikazuto/n/n6568dfc9bd24

私が書いたことに共感を示してくださったことが嬉しいのはもちろんですが、そこから高橋さん自身が考えたことを知ることで、私もまた視野が広がることでさらに嬉しく、そしてありがたいなと思います。

誰かのプラスを活かすには、誰かのマイナスが必要なので、プラスがあることだけがいいことではなくて、マイナスがあることもいいことなんです。

というところは、まさに私も伝えたかったことで、より的確な表現をしていただいて、思わず「そう、そういうこと!」と心の中で叫んでしまいました(笑)
そして、

そんなプラスとマイナスを安心してさらけ出せる仲間がいる場所ができればいいな、と思いました。

強みと弱みの開示ですね。

という部分はすごくすごく心に残りました。
私は単に、人間のあるがままの姿を述べ、〝それでいいんだよね〟というに留まっているのに対し、
高橋さんは一歩進んで、そういう場づくりができればと考えていることがすごいなと思います。
そして、「強みと弱みの開示」ということにも、確かにと深くうなづいてしまいました。
強みを(弱みも)活かすためには、まずそれを互いに認識することが必要で、そのためには、もっと手前でお互いが、それぞれの強みと弱みを見せ合うことが必要ですから。加えて関連するnoteも紹介してくださっていたので、より勉強させてもらいました。感謝。
高橋さんのnote、ほかにも面白い内容がたくさんですので、良ければ読んでみてください。

***

こうやって、高橋さんが私の記事をネタに記事を書いてくださって、
私もそこからまた記事を書きたいなと思ったわけですが、そこで思い浮かんだ言葉が「循環」でした。
ここ最近、私の中ですごくキーワードのようになっている言葉です。
そして不思議なことに、私の知り合いの方にもSNSの発信の中でこの言葉を使っている方がちらほらいて、より自分の中でホットワードになっています。

私が今こうやって、引用に対して、また引用して記事を書いていることも「循環」の1つ。
人に親切にされた時に、また別の人に親切にすることなども、わかりやすい例でしょう。

そしてこの「循環」が、新型コロナの感染が拡大し、経済的に、そのために人々が精神的に落ち込んでいくことが予想される今の世の中にとってすごく重要になるのではないかと思っているのです。
自分が体験し感じたことを基に書いていて、具体的な根拠や絶対的な証拠などはなく、すごく感覚的ではありますが。

***

そう感じたきっかけは、先日ケーキ屋さんへ行った時のこと。
夕方訪れたらショーケースにはほとんどケーキがなくビックリ(でも、私のお目当ては無事ゲットできました!)
そのことを会計時にお店の方に伝えたら、コロナウイルスの関係で外食などができない分、自宅で過ごすお共に買っていかれる方が多いのだと教えてくれました。
卒業や異動のシーズンでもあるため、挨拶やお礼のために、焼き菓子もよく出ているようでした。
コロナによって、経済的にネガティブな話ばかりを耳にしている中、逆にポジティブな面もあることを感じました。
ほかにもSNS上で、自宅で過ごす時間を持て余している子供たちが出てきて、売れ行きの伸びている本屋があるというニュースも少し前に目にしました。

もちろん経済的なダメージは巨大なものになると思われるし、
国全体で見た時には思い切った政策が必要だと思います(そして、それは私たち国民一人一人が背負い、みんなで一緒に乗り越えなければならないものだということも)
でも、
私が一地方に住んでいて、そして地域情報誌というローカルをテーマに扱っている会社に属しているので余計にそう思うのかもしれませんが、
今、潤っているところがあるのだとしたら、そこは引き続き恩恵を受けてもらい、そしてその先に、今苦しい状況のお店へと循環されるようにできたらいいなと思います。
それが実現できるような具体的なアイデアまでは思いついていないので、現状では単なる理想論とも言えます。
それでも、それができたらすごくお互いを思いやれる優しい世界を作っていけるのではないかとコロナ後の世界への希望を感じます。
だから、無い知恵を絞って、何か具体的にできることを考えようと思っています。

それと昨日耳にした「航空会社の乗務員が医療現場にサポートで入る」というラジオのニュース。(その時以外、ネットニュースでも見かけなかったのでどこまで確実なことかわからないのですが)飛行機の運航が減って手が空いている且つ、人命救助のスキルが備わっているから、という理由だそうですが、
航空会社にとって運航できない状況は経営としても働くスタッフの精神的にも苦難にも関わらず、自分たちにできることをしようという姿勢に、ニュースを聞いただけでも救われたような気持ちになりました。

***

なんだか、いつも以上に取り留めのない文章になってしまったのですが、
思いを寄せ合って、できることで力を出し合って、この状況を乗り越えていきたい。そういう願いのような、自分に対しての決意というか、です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?