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偏愛BOOKS:水曜日のトリップランチ~美味しいご飯が私を非日常に連れて行ってくれる

美味しいご飯が出てくる作品が好きだ。
映画でも小説でも漫画でも、一定の周期で、美味しいご飯が出てくるものばかりを探している時期がある。

私のリアルの生活は、仕事に熱中して食べるのを忘れ、好きな本にのめり込んでご飯を適当に済ませ、暑さや寒さににやられて食べるのを避けて
「今日はちゃんと食べた?」と家族や友人に、食べない人認定されるくらいなのだけど….。。。なぜに作品だと食好きなのか(笑

最近出した私の中の結論は、
私にとって、食事≠日常で、食事=特別なこと なんだと思う。

食べるのは好きだ(色んな人に誤解されてるけど)

だけど普段の生活では、食べること以外で私のキャパは既にいっぱいでだから叶うなら、珈琲とチョコレートだけで、人間が生きていけたら良いのにって願っている日の方が多い。
(大学時代試しにやってみたら、次の日の朝ベッドから動けなかったので、DETH NOTEのLはやっぱりファンタジーだった)

作品の中に出てくる「食べること」は、いつも特別で
たとえそれが日常の描写でも、作品として切り取られているからか、やっぱり特別で、私はそれに、毎度どうしようもなく惹かれるんだと思う。

というわけで、日常と非日常の間で「美味しいご飯」が出てきて好きなのが
こちらの「水曜日のトリップランチ」

天才VR開発で自由人のとわ博士の元に、毎週水曜日にマジメな秘書課の岸田くんがご飯を作りに行くハートフルストーリー

出てくるご飯はどれも身近で「これなら私も作れるぞ!」なものばかりなのに、タイトルの通り、どこかにトリップしたような非日常感がある。

それは博士がVRで面白い場所を再現してくれるからか、岸田くんが料理を作る姿が、どこか魔法めいて見えるからか。

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(水曜日のトリップランチ1巻、魔法使いの棲む部屋 より)

はたまた「水曜日」という週1限定の特別感からか。

大人になると自分で設定しない限り、あっという間に1週間も1年も過ぎてしまうから、決まった特別な日があって、誰かがご飯を作りに来てくれるっていいなぁと思ったり。

全3巻完結で、悲しい話もなく悪者もいない。
登場人物は皆やさしくて可愛くて、出てくるご飯は身近で美味しそう。

幸せなランチトリップがしたくなったら、またページをめくっちゃう、そんな好きな漫画!

最後に、個人的に好きな岸田くんの美味しい顔がこちら。

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(水曜日のトリップランチ3巻、岸田くんのおやつ より)

美味しいものを食べると、なんでか周りがお花畑になるよね(笑
とわ博士の美味しい顔は、ぜひ漫画の中で!

好きだ…

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