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【徒然なるままに】思考(続)

昨日外から戻り、リビングに行くとテーブルの上に1冊の本。
ああ、そうだった!

ゲームのサービス終了の話から、どんなものにも終わりがあるって考えてて。

そう、今年17年目になるというMMORPG。
自分は多分16年目ぐらいかと思うが、先日久々にログインして、昔はあんなに賑やかだったのに…と寂しく思った。
かくいう自分も、最近ご無沙汰しているわけなのだけれど、いざ終了という話を聞くととたんに駄々をこねたくなる気分になる。

そう言えば、某大型掲示板も、「あの頃は…」と思うやつだ。
最近はどうなっているのか、覗くこともなくなったが、たまに良スレのまとめサイトなどを目にすると懐かしくなる。
ある意味いい時代に居あわせたなと。

そして、残念なのが、例えばゲーム仲間と一緒にどこか別のゲームに移ったとして、中の人の体力や環境が16年前とは全然違うということだ。個人差はあるにしても、16〜7年前に比べると各々忙しくもなっているだろうし、社会的な責任も重くなっているだろうから、キャラクターを育てるにしても以前と同じモチベーションは難しいと思う。

同じく、掲示板で一つのスレを紡いでいた者同士がたまたま繋がることが出来、別のSNSで関わりをもつことになったとしても、その頃のワクワク感が戻ることはないだろう。

これも久々だが、歌のアプリにログインしてみたら、フォロワーさんがほとんど動いてない感じに。
これはそのアプリが廃れてきているのか、たまたま自分の周りの人がログインしなくなっているのかは定かではないが、栄枯盛衰は何にでもつきものなので、何をするにしても今をしっかり味わって楽しまないと!

と、自分の中でいい感じにまとめかけてて、いや、ちょっと待って、いつの時代にもそこにあるのが、あったやん!


父の本でした

これよ!

そこで、冒頭の状況になったわけである。

本、或いは文学は何十年放置していようと変わらずに語りかけてくれて、その時々の自分の能力、経験値に合わせて寄り添ってくれる。
そして、未来永劫サービス終了がないなんて、なんと素晴らしいじゃないかと。

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